特許
J-GLOBAL ID:200903016062059671

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-221633
公開番号(公開出願番号):特開2000-055488
出願日: 1998年08月05日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 フロン冷媒よりも比体積が小さな冷媒を用いて配管や機器として内径の小さなものを使用する場合でも、圧縮機用の潤滑油がこれら配管や機器の内面に付着することによる圧力損失の問題を一掃できる冷凍装置を提供する。【解決手段】 圧縮機1から吐出された超臨界状態の二酸化炭素から油分離器2において効果的に潤滑油を取り除くことができるので、圧縮機1に潤滑油を用いる場合でもこの潤滑油が油分離器2よりも下流側の配管及び放熱器3,膨張手段4,蒸発器5等の機器の内面に付着するようなことはなく、この付着を原因とした圧力損失の問題を確実に回避することができる。つまり、フロン冷媒よりも比体積が小さな二酸化炭素を冷媒として用いることにより、冷媒循環量を減らし且つ配管や機器として内径の小さなものを使用する場合でも、これら配管や機器の内面に潤滑油が付着することによる圧力損失の問題を一掃することができる。
請求項(抜粋):
フロン冷媒よりも比体積が小さく、且つ高圧側において臨界圧力以上の状態で使用される冷媒と、該冷媒を臨界圧力以上に圧縮して吐出する圧縮機と、該圧縮機用の潤滑油と、前記圧縮機から吐出された臨界圧力以上の冷媒から潤滑油を取り除く油分離器と、該油分離器から流出した臨界圧力以上の冷媒を冷却する放熱器と、該放熱器から流出した臨界圧力以上の冷媒の圧力を臨界圧力未満に減圧する膨張手段と、該膨張手段から流出した臨界圧力未満の冷媒を蒸発させる蒸発器とを備える、ことを特徴とする冷凍装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 43/02
FI (2件):
F25B 1/00 395 Z ,  F25B 43/02 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-114881   出願人:テーエーエスバンケルテフニシェフォルシュングス-ウントエントビックルングスシュテルリンダウゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
  • 圧縮機における油回収構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-172722   出願人:株式会社豊田自動織機製作所

前のページに戻る