特許
J-GLOBAL ID:200903016163802146

車両のハイブリッドパワートレーンシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160532
公開番号(公開出願番号):特開平10-331749
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 電力消費を低減し、エンジン始動を円滑に行なえるようにする。【解決手段】 エンジンのクランクシャフトにクラッチにより連結可能に付設される第1モータがエンジンのアイドリング回転数より低い回転数を目標回転としてエンジンを始動する。その際第1モータの駆動トルクが最大に出力されて、エンジン回転数が徐々に上昇する。エンジンの回転数がNoに達すると、インジェクタが動作しエンジン内に燃料噴射される。それによってエンジンが回転数を増しながらトルクを出力し、エンジンと一体に連結された第1モータの出力トルクが減少されることとなる。そして減少量がある所定値ΔTm以上になると、エンジンが完爆したと判断することができるので、第1モータの始動駆動を停止する。これにより、エンジンの始動時間短縮および電力消費の節約が図られ、持続的なトルク印加により音振が生じず、良好な始動性が得られる。
請求項(抜粋):
エンジンがそのクランクシャフト出力を変速機、減速部、車軸を経て駆動輪に伝達されて車両走行の動力源とされ、前記クランクシャフトにクラッチにより連結可能に第1モータが付設されるとともに、エンジン始動制御手段を備えて、アクセルペダルが開放された場合に前記エンジンへの燃料供給を停止するとともに、前記エンジンを再始動させる場合、前記エンジン始動制御手段は、前記第1モータを所定の回転数で回転制御をし、前記クラッチの締結により駆動トルクを前記エンジンのクランクシャフトに伝え、該駆動トルクの低下代により前記エンジンが完爆したことを判定し、第1モータの回転制御を停止することを特徴とする車両のハイブリッドパワートレーンシステム。
IPC (4件):
F02N 11/08 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 ,  F02N 11/04
FI (4件):
F02N 11/08 G ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 D ,  F02N 11/04 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • ハイブリッド型車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-297843   出願人:株式会社エクォス・リサーチ
  • 車両用電動発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-150020   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭59-116032
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