特許
J-GLOBAL ID:200903016193873242
光ファイバレ-ザ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川瀬 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-041851
公開番号(公開出願番号):特開平7-231131
出願日: 1994年02月16日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高価な誘電体ミラー無しで,環境変化にも最適条件で対応する高効率光ファイバレーザを提供する。【構成】 増幅作用を持つ光ファイバ1の両端を,2入力2分岐双方向光スイッチ42の対向するポートA,Cにつなぎ,他のB,Dポートから出力する。合波器3から励起光をファイバ1に与える。光スイッチ42の印加電圧でポート間結合係数は任意に調節できるので,A,C間が断の間は励起光により反転分布は増大し,また一定比で結合すると連続レーザ発振する。従って大部分の時間を断にして反転分布を大きくし,ある瞬間だけ結合するとQスイッチして強いパルス光が出力される。【効果】 音響光学スイッチを光スイッチ42の所に使うと0次透過光がレーザ出力になるので無駄がない。反射鏡が不要で,環境条件が変動しても,光スイッチの結合係数を調整して常に最適条件で動作させ得る。光スイッチはより安価なものも使用でき,駆動電圧も小さい。
請求項(抜粋):
ある波長範囲で光増幅作用を持つ光ファイバと、吸収波長範囲に含まれるポンピング光を発生するポンピング光源と、ポンピング光を光ファイバに入射させる合波器と、光を入力出力する二つのポ-トとこのポ-トにつながる2つの分岐と分岐につながり前記ポ-トからの光を分配する二つのポ-トとを持ち電気入力により光分岐率を変えられる2入力2分岐双方向光スイッチと、前記光スイッチの光分岐比を変えるための光スイッチ駆動回路を含み、光ファイバの両端を前記2入力2分岐双方向光スイッチの対向する二つのポ-トに接続し、ポンピング光をファイバに導入して電子を励起し反転分布を形成し、光ファイバと2入力2分岐双方向光スイッチにより閉曲線を構成することにより光の一部が光ファイバ中を周回して反転分布を利用し誘導放出を起こさせレ-ザ発振するようにし、2入力2分岐双方向光スイッチの光ファイバが接続されていない2つのポ-トより両方向にレ-ザ出力光を取り出すようにしたことを特徴とする光ファイバレ-ザ装置。
IPC (5件):
H01S 3/10
, G02F 1/35 501
, H01S 3/07
, H01S 3/083
, H01S 3/17
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開平2-310982
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特開平4-019713
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光ファイバパルス発振器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-032810
出願人:安藤電気株式会社
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高出力光パルス発生器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-197337
出願人:安藤電気株式会社, 日本電信電話株式会社
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リングレーザ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-139622
出願人:アメリカンテレフォンアンドテレグラフカムパニー
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特開昭63-146018
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