特許
J-GLOBAL ID:200903016204471281
駆動力配分制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064631
公開番号(公開出願番号):特開平9-254674
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】異径タイヤ装着による前後車輪速差ΔVを、車輪速センサの故障等により誤った前後車輪速差ΔVに基づき補正することを防止する。【解決手段】前後車輪速差ΔVに応じてこの前後車輪速差ΔVに基づくクラッチトルクTの振動周波数が変化することから、例えばテンパータイヤによるタイヤ径差に応じた前後車輪速差ΔVに基づくクラッチトルクTの振動周波数を検出しておき、この検出した周波数と、定速直進走行時等のタイヤ径差に応じた前後輪の回転速度差を検出可能な走行状態で車両が走行しているときのクラッチトルクTの振動周波数とが一致するときテンパータイヤによるタイヤ径差によりクラッチトルクTが変動しているものとして、この時点での前後車輪速差ΔVに基づいて前後車輪速差ΔVを補正し、一致しないときにはタイヤ径差以外の要因によりクラッチトルクTが変動しているものとしてこの時点での前後車輪速差ΔVに基づいての補正は行わない。
請求項(抜粋):
回転駆動源から伝達される駆動力を前後輪又は左右輪に分配可能な位置に設けられ、外部からのクラッチトルクで締結される摩擦クラッチと、前後輪又は左右輪の回転速度差を検出する回転速度差検出手段と、当該回転速度差検出手段の回転速度差をもとに前記クラッチトルクを制御するトルク制御手段と、を備えた駆動力配分制御装置において、前記トルク制御手段は、タイヤ径に応じた回転速度差を検出可能な速度差検出可能状態であるか否かを検出する走行状態検出手段と、前記クラッチトルクの変動状態が、タイヤ径の異なる異径タイヤが装着されていることにより生じたものであるか否かを検出する変動要因検出手段と、前記走行状態検出手段で速度差検出可能状態であることを検出し、且つ、前記変動要因検出手段で前記変動状態が前記異径タイヤが装着されていることによるものであることを検出したときの前記回転速度差に基づいて、前記回転速度差検出手段の回転速度差を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする駆動力配分制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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四輪駆動車の駆動力配分装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-261656
出願人:トヨタ自動車株式会社
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4輪駆動車の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-261550
出願人:トヨタ自動車株式会社
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差動制限制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-187211
出願人:マツダ株式会社
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