特許
J-GLOBAL ID:200903016310315434

2腔ペーシングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 十四雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057023
公開番号(公開出願番号):特開平8-243177
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【課題】 肥大閉塞性心筋症(HOCM)患者のためのペーシング治療の効果を最大にする2腔ペースメーカーシステムを提供する。【解決手段】 心房感知かペーシングに同期した心室ペーシングパルスを供給する2腔ペースメーカー(6)である。HOCM患者の治療のために、房室補充収縮間隔と結果として生じる房室遅延を最適化する制御を行う。房室補充収縮間隔(442、443)を可変させ、房室遅延がいつ融合収縮(437、438)を誘発するかを発見し、ペーシング捕捉を顕著に減少させずに患者の潜在的PR間隔の正確な指標を得る。T波検知(435)と誘発されたT波(438)の振幅降下をモニターし、供給されるペーシングパルスによって早期興奮を得るための最も長い値より短い値の範囲内でペースメーカーAV遅延を最適化可能である。
請求項(抜粋):
患者の心房信号を感知する心房感知手段(16、360、352)、患者の心室信号を感知する心室感知手段(14、360、354)上記患者の右心室へ供給する心室ペーシングパルスを作り出す心室ペーシング手段(340、342、14)及び上記ペーシング方法を制御し、感知された心房信号に続いて制御されたAV補充収縮間隔で心室ペーシングパルスを発生、供給する同期制御手段(330、302)からなり、上記同期制御手段が上記AV補充収縮間隔をセットするAVesc手段(406、410)を有する2腔ペースメーカーシステムにおいて、融合収縮の発生と該検出された融合収縮に対応する上記AV補充収縮間隔値AVfusを検出する融合手段(420、435、437、438、440)、及び上記AVfus値よりより大きくない値の狭い範囲内で上記AVescを維持するために上記AV補充収縮間隔を可変させるプログラム手段(422、442、443)を含み、ペーシングパルスを上記AVfus値以下でかつその近傍の値のAV補充収縮間隔で供給することを特徴とする2腔ペースメーカーシステム。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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