特許
J-GLOBAL ID:200903016402457421

セメントクリンカおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-340471
公開番号(公開出願番号):特開2006-182638
出願日: 2005年11月25日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】セメントの主要化学組成および鉱物組成を大きく変更することなく、しかもプレヒータのコーチングトラブルやセメントの物性への悪影響がなく、焼成熱量の低減化を図れるセメントクリンカおよびその製造方法を提供する。【解決手段】焼成工程の以前に、セメントクリンカの液相の温度より高い融点を有し、かつエーライトの結晶核となる物質をセメント原料および調合原料の少なくとも1つに混入する。混入する物質としては、例えば耐火レンガの微粉、普通ポルトランドセメントクリンカの粒子、早強ポルトランドセメントクリンカの微粉、早強ポルトランドセメント、生石灰微粉などである。これにより、エーライトの生成が低温から促進される。その結果、高品質のクリンカを小さい焼成熱量原単位で焼成でき、しかもセメントの品質を低下させず、プレヒータのコーチング量の減少や耐火レンガの寿命の延長に資する。
請求項(抜粋):
原料工程で混合した複数のセメント原料からなる調合原料を焼成工程で焼成して得られ、エーライトを含むセメントクリンカにおいて、 セメントクリンカ中の液相の温度より高い融点を有し、かつエーライトの生成の核となる物質または該エーライトの生成の核となる物質を含む核含有物を、前記焼成工程の以前に、セメント原料および調合原料のうち、少なくとも1つの中に混入し、その後、前記物質が混入された調合原料を焼成して得られたセメントクリンカ。
IPC (1件):
C04B 7/42
FI (1件):
C04B7/42
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (8件)
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