特許
J-GLOBAL ID:200903016416301998

α-アミノ酸アミドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-278661
公開番号(公開出願番号):特開2003-081964
出願日: 2001年09月13日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】 医薬・農薬品の中間体として重要であるα-アミノ酸アミドを容易かつ収率良く製造する方法を提供すること。【解決の手段】 ジアルデヒドモノアセタールシアンヒドリン(I)とアンモニアからジアルデヒドモノアセタールアミノニトリル(II)を合成する工程1と、工程1の生成物であるジアルデヒドモノアセタールアミノニトリル(II)を塩基触媒下ケトンと反応させ対応するα-アミノ酸アミド(III)を製造する工程2からなるα-アミノ酸アミドの製造法において、工程1の反応でジアルデヒドモノアセタールシアンヒドリン1モルに対しアンモニア1〜5モルで反応を行えば工程2の反応後の過剰アンモニア除去時の蒸留加熱時間を短縮でき副生物への転位を抑制する事が容易に可能となる。更に工程2では反応温度-5〜5°Cの範囲内で反応を行うと反応が速く進行し従来技術では得られない、副生物の低減された高品位なα-アミノ酸アミドを高収率で製造することができる。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】(式中、R1,R2は同一でも異なってもよく、水素またはMe,Et基を示し、mは1〜8の整数を、nは0を含む2迄の整数を示す。)のジアルデヒドモノアセタールシアンヒドリンとアンモニアとから一般式(II)【化2】(式中、R1,R2,m,nは(I)式のR1,R2,m,nと同一である。)のジアルデヒドモノアセタールアミノニトリルを合成し、生成したジアルデヒドモノアセタールアミノニトリルを塩基触媒の存在下に加水分解させ、一般式(III)【化3】(R1,R2,m,nは(I)式のR1,R2,m,nと同一である。)の対応するα-アミノ酸アミドを製造する方法において、ジアルデヒドモノアセタールアミノニトリルの合成に際して、ジアルデヒドモノアセタールシアンヒドリン1モルに対してアンモニア1〜5モルで反応を行うことを特徴とするα-アミノ酸アミドの製造方法。
IPC (2件):
C07D317/30 ,  C07B 61/00 300
FI (2件):
C07D317/30 ,  C07B 61/00 300
Fターム (2件):
4H039CA71 ,  4H039CF40
引用特許:
審査官引用 (7件)
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