特許
J-GLOBAL ID:200903016434116057

芳香族ビスホスフェートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200770
公開番号(公開出願番号):特開平10-045774
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 高純度で結晶性粉末を容易に得ることができる芳香族ビスホスフェートの製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】 芳香族ビスホスフェートの製造において、芳香族モノヒドロキシ化合物にやや過剰量のオキシハロゲン化リンを反応させ、得られた反応混合物を蒸留して目的物以外の副生物を除去することにより、高純度の芳香族ビスホスフェートを得る。【効果】 オリゴメリックホスフェートならびにトリアリールホスフェートの含有量が極端に少なくなり、そのため芳香族ビスホスフェートが高純度化し、その固化速度が速くなる。従って、反応後の固化、粉末化工程が非常に簡略化され、製品の取り扱いが良好になる。しかも樹脂成型時のプレートアウトがなくなるので成型品の商品価値が向上する。
請求項(抜粋):
オルト位に立体障害基を有する芳香族モノヒドロキシ化合物とオキシハロゲン化リンとをルイス酸触媒の存在下で反応させる第1工程、及び第1工程の生成物を芳香族ジヒドロキシ化合物とルイス酸触媒の存在下で反応させて芳香族ビスホスフェートを得る第2工程からなり、第1工程で芳香族モノヒドロキシ化合物とオキシハロゲン化リンを2:1〜1.1のモル比で反応させ、かつ第1工程により得られる反応混合物を蒸留後、第2工程に付すことにより高純度の芳香族ビスホスフェートを得ることを特徴とする芳香族ビスホスフェートの製造方法。
IPC (6件):
C07F 9/12 ,  B01J 27/06 ,  C07F 9/09 ,  C08K 5/523 KCB ,  C09K 21/12 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07F 9/12 ,  B01J 27/06 X ,  C07F 9/09 K ,  C08K 5/523 KCB ,  C09K 21/12 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (4件)
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