特許
J-GLOBAL ID:200903016458523087

永久磁石式リラクタンス型回転電機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-089928
公開番号(公開出願番号):特開2000-287395
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、始動時には誘導機として動作し、定格運転時には同期機として確実に動作させることができる永久磁石式回転電機の回転子を提供する。【解決手段】 回転子鉄心31内に磁極間3bを通る電機子コイル11の磁束を相殺するように永久磁石32を配置し、電機子コイル11の非励磁時に回転子3と固定子1との間の空隙2に発生させる磁束密度の平均値を例えば0.1[T]〜0.7[T]の範囲とし、定格負荷時における電機子鉄心31の磁化困難方向(q軸)と磁化容易方向(d軸)での自己インダクタンス比(Lq/Ld)が0.1〜0.8の範囲となるように構成した。上記条件のもとで、始動時には誘導機として作動し、円滑な同期引入れにより、同期機として定格運転可能な永久磁石式回転電機の回転子を提供することができる。
請求項(抜粋):
磁性部を有して周方向に磁気的な凹凸を形成した回転子鉄心と、この回転子鉄心内に隣り合う磁極間を通る電機子コイルからの磁束を打ち消すように設けられた永久磁石と、前記回転子鉄心の外周部分に設けられ、起動時に誘導電流を生成して起動トルクを発生させる導体とを有する永久磁石式回転電機の回転子であって、前記永久磁石は、前記電機子コイルの非励磁時に、回転子と固定子との間の空隙に発生させる磁束密度の平均値が0.1[T]〜0.7[T]の範囲にあり、前記回転子鉄心は、前記磁性部の定格負荷時における磁化困難方向の自己インダクタンス(Lq)と磁化容易方向の自己インダクタンス(Ld)との比(Lq/Ld)が0.1〜0.8の範囲となるように構成されたことを特徴とする永久磁石式回転電機の回転子。
IPC (4件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/27 ,  H02K 1/04 ,  H02K 21/40
FI (4件):
H02K 1/27 501 A ,  H02K 1/27 501 E ,  H02K 1/04 Z ,  H02K 21/40
Fターム (26件):
5H002AA05 ,  5H002AA09 ,  5H002AB07 ,  5H002AC06 ,  5H002AD04 ,  5H002AE08 ,  5H621AA01 ,  5H621AA03 ,  5H621GA01 ,  5H621GA04 ,  5H621GA11 ,  5H621HH01 ,  5H621HH07 ,  5H621HH10 ,  5H621JK05 ,  5H622AA01 ,  5H622AA03 ,  5H622CA02 ,  5H622CA05 ,  5H622CA13 ,  5H622CB03 ,  5H622CB05 ,  5H622CB06 ,  5H622PP03 ,  5H622PP10 ,  5H622PP11
引用特許:
審査官引用 (5件)
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