特許
J-GLOBAL ID:200903016533753468

空燃比フィードバック制御系の異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-156907
公開番号(公開出願番号):特開平10-002245
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【目的】空燃比センサの異常や、マイクロコンピュータ等からなる電子制御装置による制御異常を含む空燃比フィードバック制御系の異常を精度良く診断し、ひいては空燃比フィードバック制御システムの制御精度向上に貢献する。【構成】内燃機関1の排気管12には空燃比をリニアに検出するA/Fセンサ26が配設されている。ECU41内のCPU42は、A/Fセンサ26により検出された空燃比と目標空燃比との偏差に応じて空燃比補正係数を設定し、該補正係数を用いて空燃比フィードバック制御を実行する。また、CPU42は、A/Fセンサ26により検出された空燃比と目標空燃比との偏差を算出すると共に、空燃比補正係数とその平均値との偏差を算出する。そして、それら算出された異常判定要素を、それぞれ2つずつのしきい値にて区画した正常・異常判定領域に対応させて空燃比フィードバック制御系の異常を診断する。
請求項(抜粋):
内燃機関の空燃比に対してリニアに出力を増減させる空燃比センサと、前記空燃比センサにより検出された空燃比と目標空燃比との偏差に応じた空燃比補正係数を設定する空燃比補正係数設定手段と、前記空燃比補正係数設定手段により設定された空燃比補正係数を用いて、前記内燃機関への燃料供給量を補正する空燃比フィードバック制御手段とを備えた空燃比フィードバック制御システムに適用されるものであって、前記空燃比センサにより検出された空燃比から第1の異常判定要素を演算する第1の要素演算手段と、前記空燃比補正係数設定手段により設定された空燃比補正係数から第2の異常判定要素を演算する第2の要素演算手段と、前記第1,第2の異常判定要素をそれぞれ少なくとも1つのしきい値にて区画した複数の正常・異常判定領域に対応させ、当該対応した領域に応じて空燃比フィードバック制御系の異常を診断する異常診断手段を備えることを特徴とする空燃比フィードバック制御系の異常診断装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 内燃機関の空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-233088   出願人:日本電装株式会社
  • 内燃機関の触媒劣化診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-255943   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 特開平3-031756
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