特許
J-GLOBAL ID:200903016693699877

アルフアオレフインの重合及び共重合用触媒系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336255
公開番号(公開出願番号):特開平10-226709
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 均質な触媒系に見られる欠点を解消するため新規メタロセン触媒を無機酸化物上で異質化したαオレフィンの塊状重合用触媒成分を提供する。【解決手段】 アルファオレフィンの低圧及び高圧及び低温及び高温での溶液重合、懸濁重合、気相重合又は高圧及び高温又は低温での塊状重合用触媒成分において、触媒は次式(I)又は(II)〔RはH又はC1〜20の有機基であり;この基は場合によっては元素の周期表の14〜16族の異原子及びホウ素を含有し;少なくとも1つの基Rは基OSiR''3 を含有し;Qはホウ素又は周期表の14又は16族の元素よりなる群から選ばれ;m値は1〜4;Lは、π結合によってMに結合した環式有機基であるか又は周期表の15又は16族の原子であり;L1 及びL2 は、Lと同じ意義を有し;Mは周期表の3,4,10族の金属、ランタニド又はアクチニドであり;Xは、ハロゲン、水素、OR''、 N(R''')3 、C1-20アルキル又はC6-20アリール基(R''' は炭化水素基ら選ばれる)よりなる群から選ばれ;x+y=4、dは0〜2、a,b及びcは0〜10〕により定義されるメタロセン触媒。
請求項(抜粋):
アルファオレフィンの低圧及び高圧及び低温及び高温での溶液重合、懸濁重合、気相重合又は高圧及び高温又は低温での塊状重合用触媒成分において、触媒は次式(I)又は(II)〔式中Rは互いに同じであるか又は異なっており、水素又は1〜20個の炭素原子を含有する基であり;この基は場合によっては元素の周期表の14〜16族の異原子及びホウ素を含有し、少なくとも1つの基Rは基OSiR''3 (但しR''は直鎖又は分枝鎖状のC1-20アルキル、C3-20シクロアルキル、C6-20アリール、C7-20アルケニル、C7-20アリールアルキル、C7-20アリールアルケニル又はアルキルアリール基よりなる群から選ばれる)を含有し;Qはホウ素又は周期表の14又は16族の元素よりなる群から選ばれ、m>1の時基Qは互いに同じであるか又は異なっており;各々のQの自由原子価はc指数値により基Rで満たされており;2個の基Rは場合によっては結合して5〜8個の原子の環を形成し;mは1〜4の値を有し;Lは互いに同じであるか又は異なっており、π結合によりMに結合した環式有機基であり、Lは1つ又はそれ以上の別の環と場合によっては縮合されるシクロペンタジエニル環を含有しあるいは周期表の15又は16族の原子であり;L1 及びL2 は互いに同じであるか又は異なっており、Lと同じ意義を有し;Mは周期表の3,4,10族の金属、ランタニド又はアクチニドであり;Xは互いに同じであるか又は異なっており、ハロゲン、水素、OR''' 、 N(R''')2 、C1-20アルキル又はC6-20アリール基よりなる群から選ばれ;但しR'''は直鎖又は分枝鎖状のC1-20アルキル、C3-20シクロアルキル、C6-20アリール、C7-20アルケニル、C7-20アリールアルキル、C7-20アリールアルケニル又はアルキルアリール基よりなる群から選ばれ;x+y=4となるようにxは1又は2であり、yは2又は3であり、dは0〜2であり、a,b及びcはa+b+c>1となるように0〜10の整数である〕により定義されることを特徴とするアルファオレフィンの重合用触媒成分。
IPC (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/04
FI (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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