特許
J-GLOBAL ID:200903016778905174

光ファイバ温度分布測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-074672
公開番号(公開出願番号):特開2005-265458
出願日: 2004年03月16日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 ラマン散乱光のストークス光の波長とアンチストークス光の波長とが同一波長になるように構成した光ファイバ温度分布測定装置を提供する。【解決手段】 第1の波長λ1及び第2の波長λ2を含む光パルスが光ファイバに入射されたときに、第1の波長λ1の光パルスによって光ファイバ内で発生するラマン散乱光におけるストークス光の波長λsと、第2の波長λ2の光パルスによって光ファイバ内で発生するラマン散乱光におけるアンチストークス光の波長λasとが共に、λ1<λ0<λ2を満たす波長λ0とほぼ同一となる、第1の波長λ1及び第2の波長λ2を含む光パルスaを発生する光パルス発生手段1と、光パルスaを光ファイバに出射して、光ファイバ内で発生したラマン散乱光を含む後方散乱光を受ける光カプラ2と、光カプラ2から入射される後方散乱光から波長λ0でなるストークス光及びアンチストークス光を選択する波長選択手段3とを備えた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
光ファイバに光パルスを出射し、該光パルスによって前記光ファイバ内で発生するラマン散乱光を含む後方散乱光を前記光ファイバから受け、前記後方散乱光に含まれている前記ラマン散乱光のストークス光及びアンチストークス光を検出し、該ストークス光及びアンチストークス光の光強度に基づいて前記光ファイバの温度分布測定を行う光ファイバ温度分布測定装置において、 第1の波長λ1及び第2の波長λ2を含む光パルスが前記光ファイバに入射されたときに、前記第1の波長λ1の光パルスによって前記光ファイバ内で発生する前記ラマン散乱光におけるストークス光の波長λsと、前記第2の波長λ2の光パルスによって前記光ファイバ内で発生する前記ラマン散乱光におけるアンチストークス光の波長λasとが共に、λ1<λ0<λ2を満たす波長λ0とほぼ同一となる、前記第1の波長λ1及び前記第2の波長λ2を含む光パルスを発生する光パルス発生手段(1)と、 前記光パルスを前記光パルス発生手段から受けて前記光ファイバに出射し、かつ、該光ファイバからの前記後方散乱光を分岐して出射する光カプラ(2)と、 該光カプラから入射される前記後方散乱光から、前記波長λ0でなる前記ストークス光及びアンチストークス光を選択して出射する波長選択手段(3)と、 該波長選択手段からの前記ストークス光及びアンチストークス光を受けて電気信号に変換する受光器(4)と、 前記電気信号のデータ処理を行って、前記ストークス光及びアンチストークス光の光強度から前記光ファイバの温度分布特性を求める処理手段(5)と、 前記データ処理に必要なタイミング信号を発生して出力する制御手段(6)とを備えたことを特徴とする光ファイバ温度分布測定装置。
IPC (3件):
G01K11/12 ,  G01J5/08 ,  G01M11/00
FI (3件):
G01K11/12 F ,  G01J5/08 A ,  G01M11/00 U
Fターム (14件):
2F056VF02 ,  2F056VF09 ,  2F056VF10 ,  2F056VF12 ,  2F056VF16 ,  2G066AA04 ,  2G066AA11 ,  2G066AC20 ,  2G066BA11 ,  2G066BA18 ,  2G066BC07 ,  2G066BC15 ,  2G066CA01 ,  2G086DD04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る