特許
J-GLOBAL ID:200903016824957915

電力品質補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-199328
公開番号(公開出願番号):特開2000-032665
出願日: 1998年07月14日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で、瞬時電圧低下に対処できる電力品質補償装置を提供する。【解決手段】 電力変換装置4を、並列変圧器2の二次巻線2b側に配置されて必要な電力変換を行う並列側電力変換器5と、直列変圧器3の一次巻線3a側に配置されて必要な電力変換を行う直列側電力変換器6と、並列側電力変換器5と直列側電力変換器6との間の直流線路間に接続されたコンデンサ7と、負荷電圧一定制御及び力率1制御を行うように直列側電力変換器6と並列側電力変換器5を制御する電力変換器制御手段8とから構成する。コンデンサ7として電気二重層コンデンサを用いる。電力変換器制御手段8は、瞬時電圧低下が発生したときに、コンデンサ7の電荷を並列側電力変換器5を通して放電して負荷電圧の低下を抑制する瞬時電圧低下補償制御と負荷電圧一定制御とを行うように直列側電力変換器6と並列側電力変換器5を制御する。
請求項(抜粋):
電力系統の途中に一次巻線が並列に接続された並列変圧器と、前記電力系統の途中に二次巻線が直列に接続された直列変圧器と、前記並列変圧器の二次巻線側に配置された並列側電力変換器、前記直列変圧器の一次巻線側に配置された直列側電力変換器、前記並列側電力変換器と前記直列側電力変換器とを接続する2本の直流線路間に接続されたコンデンサ及び前記直列側電力変換器と前記並列側電力変換器を制御する電力変換器制御手段を備えて前記並列変圧器の二次巻線と前記直列変圧器の一次巻線との間に配置された電力変換装置とを具備し、前記電力変換装置の前記電力変換器制御手段が、系統電圧が規定値よりも低いときには前記コンデンサの両端電圧に基いて前記直列側電力変換器を用いて発生した補償電圧を前記直列変圧器を通して系統電圧に重畳し且つ前記系統電圧が前記規定値よりも高いときには前記直列変圧器から前記直列側電力変換器を通して前記コンデンサを充電することにより前記系統電圧を前記規定値とすることにより負荷電圧を一定にする負荷電圧一定制御と前記コンデンサを前記並列側電力変換器を通して放電することにより無効電流を補償する補償電流を前記並列変圧器から前記電力系統に注入する力率1制御とを行うように前記直列側電力変換器及び前記並列側電力変換器を制御する電力品質補償装置であって、前記コンデンサとして電気二重層コンデンサが用いられていることを特徴とする電力品質補償装置。
Fターム (4件):
5G066DA07 ,  5G066DA08 ,  5G066FA01 ,  5G066FB13
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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