特許

J-GLOBAL ID：200903016968019219

アルケニルフェノール系重合体の製造方法

発明者： 村本 博雄 ,  松本 仁志 ,  藪田 茂起
出願人/特許権者： 日本曹達株式会社
代理人 (1件)： 廣田 雅紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-198252
公開番号（公開出願番号）：特開2000-026536
出願日： 1998年07月14日
公開日（公表日）： 2000年01月25日
要約：

【要約】【課題】 経済性に優れ、かつ高純度なアルケニルフェノール系重合体の製造方法を提供すること。【解決手段】 一般式(I)で表されるフェノール残基の水酸基を飽和脂肪族系保護基により保護した化合物を単独重合、あるいは、これとビニル芳香族化合物とを共重合した後、飽和脂肪族系保護基を脱離処理してアルケニルフェノール系重合体を得る方法において、脱離剤として、固体で取り扱いやすく、安価であり、かつ反応後の除去が容易なXHSO4(式中、Xはアルカリ金属を表す)で表される重硫酸のアルカリ金属塩を用いることにより、アルケニルフェノール系重合体を製造する。【化1】

請求項（抜粋）：

下記一般式(I)【化1】(式中R1は、水素原子又はメチル基を表し、R2は、炭素数が1〜6のアルキル基を表す)で表されるフェノール残基の水酸基が飽和脂肪族系保護基により保護された化合物を単独重合、あるいはこれとビニル芳香族化合物とを共重合した後、飽和脂肪族系保護基を脱離させて、単独重合体又は共重合体からなるアルケニルフェノール系重合体を得る方法において、脱離剤として下記一般式(II)XHSO4 ......(II)(式中Xは、アルカリ金属を表す)で表される重硫酸塩を用いることを特徴とするアルケニルフェノール系重合体の製造方法。

IPC (2件)：

C08F 12/24 ,  C08F 8/00

FI (2件)：

C08F 12/24 ,  C08F 8/00

Fターム (6件)：

4J100AB07P ,  4J100BA03H ,  4J100BA03P ,  4J100BA04P ,  4J100HA61 ,  4J100HB52

引用特許：

出願人引用 (4件)

• アルケニルフェノール系共重合体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-155762   出願人：日本曹達株式会社
• 特開平3-277608
  
• 感放射線性樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-347331   出願人：ジェイエスアール株式会社
• 特表平1-501474