特許
J-GLOBAL ID:200903017028535150

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-014459
公開番号(公開出願番号):特開平11-048743
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 内外気2層流モードが設定可能な車両用空調装置において、ヒータコアへの凝縮水の付着を低減する。【解決手段】 蒸発器12とヒータコア13との間に位置する仕切り板15bを、蒸発器12側が下方で、ヒータコア13側が上方となるように傾斜配置する。これにより、仕切り板15bの上面に付着した凝縮水が仕切り板をガイドとして送風空気の流れとともにヒータコア13側に向かって移動しようとしても、仕切り板15b自身の傾斜により凝縮水のヒータコア13側への移動を良好に抑制できる。従って、ヒータコア13への凝縮水付着に起因する車室内湿度の上昇による快適性悪化、窓ガラスの防曇性悪化等の不具合を防止できる。
請求項(抜粋):
空調空気の吸入モードとして、内気と外気の両方を区分して同時に吸入する内外気2層流モードを選択可能な内外気切替手段(2、2a、3、4、5)と、この内外気切替手段(2、2a、3、4、5)を通して吸入された空調空気を冷却する冷房用熱交換器(12)と、この冷房用熱交換器(12)を通過した空調空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、この暖房用熱交換器(13)を通過した空調空気を車室内乗員の足元に向けて吹き出すフット開口部(25)と、前記暖房用熱交換器(13)を通過した空調空気を車両窓ガラス内面に向けて吹き出すデフロスタ開口部(19)と、前記内外気切替手段(2、2a、3、4、5)から前記フット開口部(25)に向かって前記内気が流れる第1空気通路(8、80)と、前記内外気切替手段(2、2a、3、4、5)から前記デフロスタ開口部(19)に向かって前記外気が流れる第2空気通路(9、90)と、前記第1空気通路(8、80)が車両下方側に位置し、前記第2空気通路(9、90)が車両上方側に位置するように、この両空気通路(8、80)(9、90)の間を区画形成する仕切り板(15a、15b、15c)とを備え、この仕切り板(15a、15b、15c)のうち、前記冷房用熱交換器(12)と前記暖房用熱交換器(13)との間に位置する仕切り板(15b)を、前記冷房用熱交換器(12)側が下方で、前記暖房用熱交換器(13)側が上方となるように傾斜配置したことを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-041549   出願人:日本電装株式会社
  • 自動車の空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-260130   出願人:ベールゲーエムベーハーウントコー
  • 特開平3-096425
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