特許
J-GLOBAL ID:200903017053151367

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-298093
公開番号(公開出願番号):特開2007-107438
出願日: 2005年10月12日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】リンク部材のこじれが発生しない圧縮機の提供を図る。【解決手段】ロータ21のスリット41sとリンク部材45の一端部45aとのクリアランスによりリンク部材45が傾ける第1最大傾斜角度θ1と、斜板24のスリット43sとリンク部材45の他端部45bとのクリアランスによりリンク部材45が傾ける第2最大傾斜角度θ2と、第1の連結ピン46と第1の軸受孔41aとの間のクリアランスにより第1の連結ピン46が傾ける第3最大傾斜角度θ3と、第2の連結ピン47と第2の軸受孔43aとの間のクリアランスにより第2の連結ピン47が傾ける第4最大傾斜角度θ4と、駆動軸10と一対の傾動ガイド面37、37の間のクリアランスにより駆動軸10に対して斜板24が傾ける第5最大傾斜角度θ5と、の関係が、(θ3+θ4)>θ5>θ1,θ2である。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
駆動軸(10)と、前記駆動軸(10)に固定されて一体に回転する回転部材(21)と、対向する一対の傾動ガイド面(37、37)が形成された傾動ガイド孔(35)を有することで前記駆動軸(10)に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材(24)と、前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達しつつ前記傾動部材(24)の傾動を許容するリンク機構(40)と、前記傾動部材(24)の回転運動に伴って往復動するピストン(29)と、を備えた可変容量圧縮機であって、 前記リンク機構(40)は、前記回転部材(21)から前記傾動部材(24)に向けて突設された対向する一対のアーム(41、41)と、前記傾動部材(24)から前記回転部材(21)に向けて突設された対向する一対のアーム(43、43)と、前記回転部材の一対のアーム(41、41)の間に一端部(45a)が挿入され且つ前記傾動部材の一対のアーム(43、43)の間に他端部(45b)が挿入されるリンク部材(45)と、を備え、第1の連結ピン(46)を中心にして前記リンク部材(45)の一端部(45a)と前記回転部材のアーム(41、41)とが互いに回転自在に連結されるとともに、第2の連結ピン(47)を中心にして前記リンク部材(45)の他端部(45b)と前記傾動部材のアーム(43、43)とが互いに回転自在に連結されたものであり、 組立前の状態において、前記リンク部材の一端部(45a)が前記回転部材の一対のアーム(41、41)内で許容される第1最大傾斜角(θ1)と、前記リンク部材の他端部(45b)が前記傾動部材の一対のアーム(43、43)内で許容される第2最大傾斜角(θ2)と、前記第1の連結ピン(46)がその軸受孔内で許容される第3最大傾斜角(θ3)と、前記第2の連結ピン(47)がその軸受孔内で許容される第4最大傾斜角(θ4)と、前記駆動軸(10)が前記対向する一対の傾動ガイド面(37、37)の間で許容される第5最大傾斜角(θ5)と、の関係が、 第3最大傾斜角(θ3)と第4最大傾斜角(θ4)の合計よりも第5最大傾斜角(θ5)が大きく且つ第5最大傾斜角(θ5)よりも第1最大傾斜角(θ1)および第2最大傾斜角(θ2)のいずれもが大きいことを特徴とする可変容量圧縮機。
IPC (1件):
F04B 27/10
FI (1件):
F04B27/08 H
Fターム (6件):
3H076AA06 ,  3H076BB31 ,  3H076BB43 ,  3H076CC01 ,  3H076CC20 ,  3H076CC33
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る