特許
J-GLOBAL ID:200903017064988510

偏位かみ合いインボリュート歯形を有する撓みかみ合い式歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-330750
公開番号(公開出願番号):特開2001-146944
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 撓みかみ合い式歯車装置において、可撓性外歯車の歯底のリムと波動発生器の内輪転動面に生ずる応力を軽減して性能向上を図ると共に、加工費の低減を図ること。【解決手段】 可撓性外歯車と剛性内歯車の基本を共に平歯車として、可撓性外歯車の歯数を剛性内歯車の歯数より2n(nは正の整数)枚少なくする。また、可撓性外歯車の歯筋方向における任意の個所に選んだ軸直角断面を主断面とし、当該主断面における可撓性外歯車の楕円状リム中立線の長軸より45°以下の任意に選んだ偏角だけ離れた位置を歯のかみ合いの中心位置OFとし、両歯車のかみ合いの主部を形成する歯形の基本形を共にインボリュート曲線とする。さらに、かみ合い中心位置において接触する、該インボリュート曲線の接触点Pにおける一方の曲率円を、変速比歯車の歯形の接触点において歯形曲率間に成立するオイラー・サバリ式を満たす歯形曲率円の一方に一致させ、該式の他方の歯形曲率円を他方のインボリュート曲線の曲率円の近傍に設定する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 剛性内歯車と、その内側に配置された可撓性外歯車と、この可撓性外歯車を楕円状に撓ませてその楕円長軸両端位置で当該可撓性外歯車を前記剛性内歯車にかみ合わせると共に、当該噛み合い位置を円周方向に移動させる波動発生器とを有する撓みかみ合い式歯車装置において、前記剛性内歯車および前記可撓性外歯車の基本を共に平歯車として、可撓性外歯車の歯数を剛性内歯車の歯数より2n(nは正の整数)枚少なくし、前記可撓性外歯車の歯筋方向における任意の個所に選んだ軸直角断面を主断面とし、当該主断面における前記可撓性外歯車の楕円状リム中立線の長軸より45°以下の任意に選んだ偏角だけ離れた位置を歯のかみ合いの中心位置とし、両歯車のかみ合いの主部を形成する歯形の基本形を共にインボリュート曲線とし、かみ合い中心位置において接触する、該インボリュート曲線の接触点における一方の曲率円を、変速比歯車の歯形の接触点において歯形曲率間に成立するオイラー・サバリ式を満たす歯形曲率円の一方に一致させ、該式の他方の歯形曲率円を他方のインボリュート曲線の曲率円の近傍に設定したことを特徴とする撓みかみ合い式歯車装置。
Fターム (9件):
3J027FA17 ,  3J027FA37 ,  3J027FC02 ,  3J027GC07 ,  3J027GC22 ,  3J027GD03 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE14
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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