特許
J-GLOBAL ID:200903017088565784

生体高分子検出方法およびその検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-074219
公開番号(公開出願番号):特開2007-248349
出願日: 2006年03月17日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】生体高分子反応から発生する磁気信号を増大させ、高い感度を有する生体高分子検出方法およびその検出装置を提供する。【解決手段】熱応答性磁性ナノ粒子を標識として用いて、交流磁界下で、標識された生体高分子から発生する磁気信号を計測する生体高分子検出方法であって、臨界溶液温度を持ちこの温度を境界として、冷却、加熱することにより凝集、分散する特性を有する熱応答性磁性ナノ粒子に、検出対象の生体高分子に対するリガンドを結合し、これを、溶液中の生体高分子に生体高分子反応で標識し、リガンドと結合していない熱応答性磁性ナノ粒子を加え、熱応答性磁性ナノ粒子が凝集する温度に溶液の温度を保持することによって、該熱応答性磁性ナノ粒子を凝集肥大化させ、交流磁界を印加して、磁気信号計測時にリガンドと結合していない熱応答性磁性ナノ粒子の無添加状態の磁気信号と比較して大きな磁気信号を得る。【選択図】図8
請求項(抜粋):
熱応答性磁性ナノ粒子を標識として用いて、交流磁界下で、標識された生体高分子から発生する磁気信号を計測する生体高分子検出方法であって、臨界溶液温度を持ちこの温度を境界として、冷却、加熱することにより凝集、分散する特性を有する熱応答性磁性ナノ粒子に、検出対象の生体高分子に対するリガンドを結合し、これを、溶液中の生体高分子に生体高分子反応で標識し、リガンドと結合していない熱応答性磁性ナノ粒子を加え、熱応答性磁性ナノ粒子が凝集する温度に溶液の温度を保持することによって、熱応答性磁性ナノ粒子を凝集肥大化させた後、交流磁界を印加して、磁気信号計測時にリガンドと結合していない熱応答性磁性ナノ粒子の無添加状態の磁気信号と比較して大きな磁気信号を得ることを特徴とする生体高分子検出方法。
IPC (3件):
G01N 27/72 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/53
FI (3件):
G01N27/72 ,  G01N33/543 541A ,  G01N33/53 M
Fターム (9件):
2G053AA21 ,  2G053BA08 ,  2G053BB02 ,  2G053BB10 ,  2G053BB16 ,  2G053BB17 ,  2G053BC02 ,  2G053BC14 ,  2G053CA10
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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