特許
J-GLOBAL ID:200903017128196353

環境に対する影響を改良した布地軟化剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-530276
公開番号(公開出願番号):特表平11-504994
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】本発明は、持続性が高い、付着性香料組成物と組み合わせた、液体および固体の生物分解性布地軟化剤組成物に関する。これらの持続性香料組成物は、少なくとも約70%の持続性香料成分を含む。これらの組成物は、処理した布地上に香料をより効果的に堆積させ、したがって濯ぎおよび乾燥サイクルの際に実質的に失われることが無く、環境に対する影響が少ない。また、これらの香料は軟化剤組成物の物理的安定性をも改良する。
請求項(抜粋):
下記、IおよびIIからなる群から選択された、濯ぎの際に加える布地軟化組成物。I.下記(A)〜(D)を含んでなる固体粒子状組成物、 (A)約50%〜約95%の生物分解性で陽イオン系の第4級アンモニウム布地軟化化合物、 (B)約0.01%〜約15%の持続性香料、 (C)所望により、約0%〜約30%の分散性調節剤、および (D)所望により、約0%〜約15%のpH調節剤、およびII.下記(A)〜(D)を含んでなる液体組成物、 (A)約0.5%〜約80%の生物分解性で陽イオン系の布地軟化化合物、 (B)約0.01%〜約10%、好ましくは約0.05%〜約8%、より好ましくは約0.1%〜約6%、さらに好ましくは約0.15%〜約4%、の持続性香料、 (C)所望により、約0%〜約30%の分散性調節剤、および (D)水、C1-4 価アルコール、C2-6多価アルコール、炭酸プロピレン、液体ポリエチレングリコール、およびそれらの混合物からなる群から選択された液体キャリヤーを含んでなる残部、 前記持続性香料は、少なくとも約70%、好ましくは少なくとも約75%、より好ましくは少なくとも約80%、さらに好ましくは少なくとも約85%の、少なくとも約250°Cの沸点および少なくとも約3のClogPを有する成分、シス-ジャスモン、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、エチルバニリン、酢酸ゲラニル、アルファ-イオノン、ベータ-イオノン、ガンマ-イオノン、コアボン(koavone)、ラウリンアルデヒド、メチルジヒドロジャスモネート、メチルノニルアセトアルデヒド、ガンマ-ノナラクトン、イソ-酪酸フェノキシエチル、フェニルエチルジメチルカルビノール、フェニルエチルジメチルカルビニルアセテート、アルファ-メチル-4-(2-メチルプロピル)-ベンゼンプロパナール、6-アセチル-1,1,3,4,4,6-ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン、ウンデシレンアルデヒド、バニリン、2,5,5-トリメチル-2-ペンチルシクロペンタノン、2-tert-ブチルシクロヘキサノール、ベルドックス(verdox)、パラ-tert-ブチルシクロヘキシルアセテート、およびそれらの混合物からなる群から選択された持続性香料成分を有し、 ここで少なくとも約250°Cの沸点および少なくとも約3のClogPを有する成分だけを含む香料組成物が持続性香料にならない様に、これらの成分の量が約70%未満、好ましくは約65%未満であり、好ましくは、分散性調節剤が粘度、分散性またはそれらの両方に影響し、生物分解性で陽イオン系の布地軟化化合物が、好ましくは下記式を有し、 (R)4-m-+N-[(CH2)n-Y-R2]m X-式中、各Yは-O-(O)C-、または-C(O)-O-であり、mは2または3であり、nは1〜4であり、各RはC1〜C6アルキル基、ヒドロキシアルキル基、ベンジル基、またはそれらの混合物であり、各R2はC12〜C22ヒドロカルビル、または置換されたヒドロカルビル置換基であり、X-は、軟化剤と相容性があるすべての陰イオンであり、第4級アンモニウム化合物が好ましくは、約5を超え、約100未満のヨウ素価を有するC12〜C22脂肪アシル基に由来し、ヨウ素価が約25未満である場合、シス/トランス異性体の重量比が約30/70を超え、脂肪アシル基の不飽和度が約65重量%未満であることを特徴とする組成物。
IPC (4件):
D06M 13/46 ,  C11D 1/62 ,  C11D 3/00 ,  C11D 3/50
FI (4件):
D06M 13/46 ,  C11D 1/62 ,  C11D 3/00 ,  C11D 3/50
引用特許:
審査官引用 (9件)
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