特許
J-GLOBAL ID:200903017148153766

自動焦点合わせ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363313
公開番号(公開出願番号):特開平10-232343
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 被撮像物の所定の領域における合焦位置を正確に設定し、しかも再現性が良好に保たれるような自動焦点合わせ方法を提供する。【解決手段】 対物レンズを被撮像物の設置面に対して垂直方向に予め設定された移動速度で移動させながら、予め定められたサンプリング間隔毎に、テレビカメラにより被撮像物の画像を撮影し、この撮影画像から所定の領域を抽出し、この抽出画像のコントラスト値を算出するとともに対物レンズの位置を検出し、算出されたコントラスト値の中から最大コントラスト値を検索し、この値に基づいて第1及び第2の閾値を設定し、サンプリング間隔毎のコントラスト値の中から第1の閾値以上でかつ第2の閾値以下のものを抽出し、これを所定の関数により近似することによりサンプリング間隔毎のコントラスト値のピーク位置を算出し、このピーク位置に基づいて対物レンズの合焦位置を算出し、この合焦位置に対物レンズの焦点を自動的に設定する。
請求項(抜粋):
対物レンズを備える顕微鏡に搭載されたテレビカメラにより撮影された被撮像物の撮影画像からコントラスト値を求めることにより、前記対物レンズの焦点を合焦位置に自動的に設定するようにした自動焦点合わせ方法において、前記対物レンズを被撮像物の設置面に対して垂直方向に予め設定されたサーチ開始位置からサーチ終了位置まで予め設定された第1の移動速度で移動させながら、予め定められたサンプリング間隔毎に、前記テレビカメラにより被撮像物の画像を撮影し、該撮影画像から抽出画像として所定の領域を抽出し、該抽出画像のコントラスト値を算出するとともに対物レンズの位置を検出し、該サンプリング間隔毎のコントラスト値の中からその最大値である最大コントラスト値を検索し、該最大コントラスト値に基づいてコントラスト値に関する第1及び第2の閾値を設定し、前記サンプリング間隔毎のコントラスト値の中から前記第1の閾値以上でかつ第2の閾値以下のものを抽出し、該抽出されたコントラスト値を所定の関数により近似することによって前サンプリング間隔毎のコントラスト値全体のピーク位置を算出し、該コントラスト値のピーク位置に基づいて前記対物レンズの合焦位置を算出し、該合焦位置に前記対物レンズの焦点を自動的に設定するようにしたことを特徴とする自動焦点合わせ方法。
IPC (6件):
G02B 7/28 ,  G02B 7/36 ,  G02B 21/26 ,  G02B 21/36 ,  G03B 13/36 ,  H04N 5/232
FI (6件):
G02B 7/11 J ,  G02B 21/26 ,  G02B 21/36 ,  H04N 5/232 H ,  G02B 7/11 D ,  G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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