特許
J-GLOBAL ID:200903017160477674

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-152480
公開番号(公開出願番号):特開2000-345815
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 エンジン始動開始後速やかに位相制御を実行し、打音の発生を防止することができるバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 ストッパピストン31はカムシャフトの回転軸方向に摺動可能にガイドリング30内に収容されている。嵌合リング36はフロントプレート14の凹部14bに圧入保持されている。ストッパピストン31が嵌合リング36に嵌合することによりシューハウジング12に対するベーンロータ15の相対回動が規制される。ストッパピストン31が嵌合リング36に嵌合した状態で、貫通孔30a、および油路41、42、43は、遅角油圧室51と進角油圧室54とを連通している。遅角油圧室51に供給される作動油は連通路を通り、進角油圧室54から油圧室40に供給される。油圧室40の油圧により嵌合リング36からストッパピストン31が抜け出す前に、遅角油圧室51および進角油圧室54に作動油が供給される。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、前記駆動軸または前記従動軸の一方とともに回転するハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記ハウジング部材内に形成された収容室に収容され、前記収容室を遅角室と進角室とに二分し、所定角度範囲に限り前記ハウジング部材に対し作動流体圧力により相対回動駆動されるベーン部材と、前記ハウジング部材と前記ベーン部材とにそれぞれ設けられ、前記収容室の周方向両端の間において前記ハウジング部材に対し前記ベーン部材が所定の相対回動位置にあるとき互いに当接することにより前記ハウジング部材に対する前記ベーン部材の相対回動を拘束する当接部および被当接部を有し、作動流体圧力により前記当接部を変位させ拘束状態を解除可能に構成されており、前記被当接部との当接方向へ前記当接部を付勢する当接付勢手段を有する拘束手段と、前記遅角室と前記進角室とを連通可能な連通路を有し、前記当接部と前記被当接部とが拘束状態にあるとき前記連通路を開放し、前記当接部と前記被当接部とが拘束解除状態にあるとき前記連通路を閉塞する流体供給手段と、を備えることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (28件):
3G016AA08 ,  3G016AA19 ,  3G016BA21 ,  3G016BA22 ,  3G016BA23 ,  3G016BA28 ,  3G016BA38 ,  3G016BA43 ,  3G016CA11 ,  3G016CA12 ,  3G016CA16 ,  3G016CA24 ,  3G016CA26 ,  3G016CA27 ,  3G016CA28 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA45 ,  3G016CA50 ,  3G016CA51 ,  3G016CA52 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016FA37 ,  3G016FA38 ,  3G016GA04 ,  3G016GA07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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