特許
J-GLOBAL ID:200903043398116107

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298786
公開番号(公開出願番号):特開平11-132015
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 圧力変動によるロックピンの退避孔内でのバタツキによって音のが発生すること及びロックピンが摩耗することを抑制する。【解決手段】 内燃機関の始動時に受容孔22と退避孔34が同期するとともに進角用室R1に第1流体通路11、23、24、27を通して流体が供給される或いは遅角用室R2に第2流体通路12、25を通して流体が供給されるように構成し、また受容孔と退避孔の位置が同期時に第3通路28、32が第1流体通路或いは前記第2流体通路に連通し、受容孔と退避孔とが非同期時に第3流体通路が第1流体通路或いは第2流体通路との連通を遮断される構成とした。
請求項(抜粋):
弁開閉用の回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で前記退避孔と同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受容孔と、該受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、内燃機関の始動時に前記受容孔と前記退避孔が同期するとともに前記進角用室に前記第1流体通路を通して流体が供給される或いは前記遅角用室に第2流体通路を通して流体が供給されるように構成し、また前記受容孔と前記退避孔の位置が同期時に前記第3通路が前記第1流体通路或いは前記第2流体通路に連通し、前記受容孔と前記退避孔とが非同期時に前記第3流体通路が前記第1流体通路或いは前記第2流体通路との連通を遮断される構成としたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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