特許
J-GLOBAL ID:200903017164798548

表皮一体成形品の成形方法およびその成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217292
公開番号(公開出願番号):特開平10-058481
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】本発明は、良好な見切り線を確保しつつ基材の表面に部分的に表皮部材を重ね密着できる表皮一体成形品の成形方法およびその成形装置を提供する。【解決手段】本発明は、シート状の表皮部材23の縁部を折り曲げる突起28を有した上型21と溝部24を備えた下型22を用い、これら型の間に表皮部材23を介在させ、両型を接近させ表皮部材23の縁部を折り曲げて溝部24に収容させ、溶融状態の基材35を下型から両型間に射出することにより基材35の表面に部分的に表皮部材23を重ね密着させる成形方法において、表皮部材23と重なる部位への第1射出と、表皮部材23と重ならない部位への第2射出とを行うに際し、第1射出の基材35を第2射出のそれより表皮部材23の縁部に優先して到達させて、表皮部材23の縁部を収容した溝部24を、確実に表皮部材23と重なる部位へ射出された基材35で満たされるようにした。
請求項(抜粋):
シート状の表皮部材の縁部を折り曲げるための突起が設けられた第1型と、前記突起を収容するための凹部を備えた第2型とからなる一対の型を用い、この一対の型の間に前記表皮部材を介在させ、両型を接近させるとともに前記突起で折り曲げられる前記表皮部材の縁部を凹部に収容させ、溶融状態の基材を前記第2型から両型の間の空間内に射出することによって前記基材の表面に部分的に前記表皮部材を重ね密着させて成形する表皮一体成形品の成形方法であって、前記表皮部材と重なる部位への第1射出と、前記表皮部材と重ならない部位への第2射出とを行うに際し、前記第1射出の基材を第2射出のそれより前記表皮部材の縁部に優先して到達させることを特徴とする表皮一体成形品の成形方法。
IPC (10件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29C 33/42 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/70 ,  B29K105:04 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:30
FI (7件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29C 33/42 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/70
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 基材の部分加飾成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-353435   出願人:東京シート株式会社
  • 樹脂成形用金型装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-248822   出願人:株式会社イノアックコーポレーション

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