特許
J-GLOBAL ID:200903017228428740

5-2-5マトリクス・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344137
公開番号(公開出願番号):特開平9-289700
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 ステレオ信号をマルチチャネル・サウンドにデコードし、既存のステレオ機材との互換性を保ったマトリクス・システムを提供すること。【解決手段】 マトリクス・システムは、5つの離散音響信号を2チャネル・ステレオ記録にエンコードし、記録済みのステレオ信号を少なくとも5つの個別で独立したチャネルにデコードし、個々の独立した音源としての5箇所以上の所定位置のいずれか1つに特定のサウンドを配する。こうして、5-2-5マトリクス・システムが得られる。本システムの一実施例は、左前方、右前方、中央、左後方、および右後方スピーカ位置に信号を供給する。本マトリクス・システムは、既存の全ステレオ機材および他の既存のサラウンド・システムと用いるためにエンコードされた媒体と互換性がある。本システムのために特定してエンコードされた媒体は、他のあらゆる既存のデコーディング・システムによって再生可能であり、しかも望ましくない結果を生じることはない。
請求項(抜粋):
2チャネル・ステレオをマルチチャネル・サウンドにデコードする音響システムにおいて使用するためのプロセスであって、第1の入力信号からの第1のdc信号を得るステップと、第2の入力信号からの第2のdc信号を得るステップと、前記第1および第2のdc信号の差を求めるステップと、前記差信号が正のとき予め選択した利得の可変乗算器を介して、前記差信号を第1の出力端子に通し、前記差信号が負のとき第2の出力端子に通すステップと、前記第1および第2の入力信号を加算するステップと、前記加算した第1および第2の入力信号から第3のdc信号を得るステップと、前記第1および第2の入力信号の差を求めるステップと、前記差を求めた第1および第2の入力信号から第4のdc信号を求めるステップと、前記第3および第4dc信号の差を求め、スレシホルドdc信号を生成するステップと、前記スレシホルドdc信号のレベルを検出し、前記第4のdc信号が前記第3のdc信号よりも大きいとき、前記スレシホルドdc信号の増減にしたがって増減する制御信号を生成するステップと、前記制御信号を前記可変乗算器に印加して、前記差を求めた第1および第2のdc信号に印加する利得を変化させるステップと、から成るプロセス。
FI (3件):
H04S 5/02 Y ,  H04S 5/02 K ,  H04S 5/02 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 多次元音響回路及びその方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-002187   出願人:ロックトロン・コーポレーション
  • 音場制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-098515   出願人:松下電器産業株式会社
  • レベル表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-293104   出願人:株式会社東芝
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