特許
J-GLOBAL ID:200903017391400224

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063229
公開番号(公開出願番号):特開平10-152041
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】ブレーキ装置において、マスタシリンダ液圧より高い液圧をブレーキシリンダに発生させることにより、ブレーキの効きを制御可能とする。【解決手段】マスタシリンダ14とブレーキシリンダ10とを互いに接続する主通路18の途中に補助通路20によりポンプ16の吐出側を接続し、主通路18のうち補助通路20との接続点とマスタシリンダ14との部分に圧力制御弁22を設け、かつ、その圧力制御弁22を、ポンプ16の吐出圧がマスタシリンダ液圧に対して設定値より高くなろうとしたときにポンプ16からの作動液をマスタシリンダ14に逃がすものとするとともに、ポンプ16を、ブレーキ操作中であって、マスタシリンダ液圧より高い液圧をブレーキシリンダ10に発生させることが必要である場合に作動させる。
請求項(抜粋):
運転者により操作されて車両を制動するブレーキ装置であって、ブレーキ操作部材の操作力に応じた高さの液圧を発生させるマスタシリンダと、車輪の回転を抑制するブレーキと、前記マスタシリンダと主通路により接続されて前記ブレーキを作動させるブレーキシリンダと、前記マスタシリンダの液圧より高い液圧を前記ブレーキシリンダに発生させる増圧装置であって、(a) 前記主通路の途中に設けられ、マスタシリンダとブレーキシリンダとの間における作動液の双方向の流れを許容する第1状態と、少なくともブレーキシリンダからマスタシリンダへ向かう作動液の流れを阻止する第2状態とを含む複数の状態に切り換わる流通制御装置と、(b) 主通路のうちその流通制御装置と前記ブレーキシリンダとの間の部分に補助通路により接続された液圧源と、(c) 前記ブレーキ操作部材の操作中であって、前記マスタシリンダの液圧より高い液圧を前記ブレーキシリンダに発生させることが必要である場合に、前記液圧源に作動液を供給させる液圧源制御装置と、(d) 前記ブレーキシリンダの液圧を、前記マスタシリンダの液圧より高い状態において前記ブレーキ操作部材の操作力に応じて変化させる変圧装置とを有する増圧装置とを含むことを特徴とするブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 13/66 ,  B60T 8/00
FI (2件):
B60T 13/66 Z ,  B60T 8/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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