特許
J-GLOBAL ID:200903017429665057

切羽前方探査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-143564
公開番号(公開出願番号):特開2004-346567
出願日: 2003年05月21日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】本発明は、簡略な構成でより正確に切羽前方部の地山状況を探査できる弾性波を用いた切羽前方探査方法を提供する。【解決手段】切羽前方探査方法は、トンネル1の側壁に複数の発振点3を設けるとともに、該発振点3を挟んで切羽1aの近傍と坑口1b近傍の両者に受振点3を備えることにより、切羽1aの前方部の反射面13及び既施工区間の後方地質不連続面13bからの反射波を同時に測定して切羽前方探査及び切羽後方探査を同時に行い、切羽後方探査の解析結果と、後方地質不連続面13bに関する既知情報とを比較してずれを評価し弾性波速度を補正した上で、補正した弾性波速度を用いて切羽1a前方の反射面13を再解析することにより、切羽1a前方の反射面13について、地質不連続面としての規模や性状を、より正確に推定するものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
既施工区間に、出現位置や規模、性状に係る既知情報を得ている地質不連続面を有するトンネルの切羽前方探査方法であって、 前記トンネルの側壁に、複数の発振点を配置するとともに、該発振点の配置区間を挟んだ坑口近傍及び切羽近傍各々に、切羽前方探査用受振点及び切羽後方探査用受振点を配置する第1の工程と、 前記発振点より地山に弾性波を発生させ、切羽前方探査、及び切羽後方探査を同時に実施する第2の工程と、 切羽後方探査から得た地質不連続面の出現位置と、該地質不連続面の既知情報とのずれを精査し、ずれを補正する弾性波速度を算定した後、 該弾性波速度を用いて切羽前方探査の結果を解析し、切羽前方前に位置する反射面の出現位置や構成要素に係る反射面情報を抽出する第3の工程と、 切羽後方探査から得た前記後方地質不連続面の構成要素に係る後方地質不連続面情報と、該後方地質不連続面に関する既知情報との比較をもとに、第3の工程で抽出した切羽前方に位置する反射面の反射面情報、及び反射面に関する地質不連続面としての規模及び性状を評価する第4の工程により構成されることを特徴とする切羽前方探査方法。
IPC (3件):
E21D9/00 ,  G01C15/00 ,  G01V1/00
FI (3件):
E21D9/00 Z ,  G01C15/00 104A ,  G01V1/00 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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