特許
J-GLOBAL ID:200903017459017823

車輪用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191433
公開番号(公開出願番号):特開平11-037146
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を図る。【解決手段】 等速ジョイント22aを構成する内側、外側両係合溝24、25と玉18との数をそれぞれ7個以上とする事により、各玉18に加わる負荷を小さくする。その分、これら各玉18の外径を小さくし、円環状に配置したこれら各玉18の外接円の直径並びに上記各外側係合溝25の外接円の直径を、第二の内輪軌道10の直径よりも小さくする。そして、この第二の内輪軌道10と上記外側係合溝25の一部とを、直径方向に亙り互いに重畳させる。
請求項(抜粋):
外周面に懸架装置に支持する為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有し、使用時にも回転しない外輪相当部材と、外周面の一端寄り部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、同じく中間部に複列の内輪軌道を、それぞれ設け、他端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした、使用時に回転する内輪相当部材と、上記各外輪軌道と上記各内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体とを備え、上記等速ジョイントは、駆動軸の端部に固定される内輪と、この内輪の外周面の円周方向等間隔位置に、それぞれ円周方向に対し直角方向に形成された断面円弧形の複数の内側係合溝と、上記ハウジング部の内周面で上記内側係合溝と対向する位置に、円周方向に対し直角方向に形成された断面円弧形の複数の外側係合溝と、上記内輪の外周面とハウジング部の内周面との間に挟持され、上記内側、外側両係合溝に整合する位置にそれぞれポケットを形成した保持器と、これら各ポケットの内側に保持された状態で、上記内側、外側両係合溝に沿う転動を自在とされた、複数個の玉とから成る車輪用転がり軸受ユニットに於いて、上記内側、外側両係合溝と玉との数はそれぞれ7個以上であり、上記複数の外側係合溝の外接円の直径は、上記複列の内輪軌道のうちの上記ハウジング部側の内輪軌道の直径よりも小さく、これら外側係合溝の一部とハウジング部側の内輪軌道の少なくとも一部とは直径方向に亙り互いに重畳している事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
F16C 19/18 ,  B60B 35/18 ,  F16C 25/08 ,  F16C 33/60
FI (4件):
F16C 19/18 ,  B60B 35/18 Z ,  F16C 25/08 Z ,  F16C 33/60
引用特許:
審査官引用 (4件)
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