特許
J-GLOBAL ID:200903017555622380

インクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上柳 雅誉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-280808
公開番号(公開出願番号):特開2002-086721
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】【課題】 長期保存状態において、記録ヘッドの流路内にあるインクの粘度上昇を防止しうるインクジェット式記録装置を提供する。【解決手段】 ノズル開口3と圧力発生室7とインク貯留室9と振動板5を有する流路ユニット1と、上記流路ユニット1が貼着されるヘッドケース2と、上記ヘッドケース2に収容される圧電振動子6とを備えた記録ヘッドを有し、上記ヘッドケース2にインク貯留室9内の圧力変動を逃がすダンパ用凹部12が形成され、上記ダンパ用凹部12を外部と連通させうる外部連通孔14が形成され、上記外部連通孔14が保管時等にはキャップで閉塞され、印字を行なう際に連通するようにしたことにより、印字を行なわない間にはダンパ用凹部12が大気開放されないことから、記録ヘッドを長期保管してもインク貯留室9内のインク中水分の蒸発が防止され、インクの粘度上昇が防止される。
請求項(抜粋):
ノズル開口と上記ノズル開口に連通する圧力発生室および上記圧力発生素子に供給するインクを貯留するインク貯留室と上記圧力発生室およびインク貯留室の開口を塞ぐ封止板とを有する流路ユニットと、上記流路ユニットが貼着されるヘッドケースと、上記ヘッドケースに収容されて上記圧力発生室に圧力変動を与えることによりノズル開口からインクを吐出させて印字を行なう圧力発生素子とを備えた記録ヘッドを有するインクジェット式記録装置であって、上記ヘッドケースのインク貯留室に対応する部分に、上記封止板を介してインク貯留室内の圧力変動を逃がすダンパ用凹部が形成されるとともに上記ダンパ用凹部を外部と連通させうる外部連通孔が形成され、上記外部連通孔が非印字時等には閉塞し、印字を行なう際に連通されるように構成されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/175 ,  B41J 2/05
FI (3件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 103 B
Fターム (13件):
2C056EA17 ,  2C056EA26 ,  2C056KB03 ,  2C056KB11 ,  2C056KB35 ,  2C056KC27 ,  2C057AF74 ,  2C057AF84 ,  2C057AG73 ,  2C057AG75 ,  2C057AG76 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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