特許
J-GLOBAL ID:200903017630714414
利用者端末制御方法、および、省エネ制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 伊藤 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-263490
公開番号(公開出願番号):特開2009-093422
出願日: 2007年10月09日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】利用者に不便を強いることなく、利用者端末の省エネ制御を充分に行うこと。【解決手段】コンピュータが、通知された利用者端末の不使用状態の発生時刻と、利用者端末の利用者の予定情報とをベイジアンネットのグラフ構造のノードに入力し、入力されたノードを起点として、不使用状態終了時刻を示すノードを終点として、ベイジアンネットの確率計算により、不使用状態終了時刻を求め、経過時間と、不使用状態の発生時刻から求めた不使用状態終了時刻までの不使用時間を経過時間として、その経過時間に対応する利用者端末の省エネモードへ移行するように、不使用状態の発生時刻において、利用者端末を制御することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
利用者が使用する利用者端末の省エネモードを制御する利用者端末制御方法であって、
前記利用者端末の時間帯ごとの不使用状態開始時刻から不使用状態終了時刻までの不使用時間を示す行動モデルは、グラフ構造および条件付確率データにより構成されるベイジアンネットとして記憶部に記憶され、
前記グラフ構造は、前記不使用状態開始時刻を示すノードおよび利用者の予定情報を示すノードから利用者の行動内容を示すノードへのリンクと、前記行動内容を示すノードから行動内容の終了時刻を示すノードへのリンクと、前記行動内容の終了時刻を示すノードから前記不使用状態終了時刻を示すノードへのリンクと、を有し、
前記条件付確率データは、前記グラフ構造に含まれる各ノードを確率変数としたときの取りうる変数値とその確率値として記憶され、
コンピュータが、
検知された前記利用者端末の不使用状態とその発生時刻の通知を受け付けると、
通知された不使用状態の発生時刻における利用者の予定情報を前記記憶部から読み取り、前記読み取った利用者の予定情報を前記グラフ構造の前記利用者の予定情報に対応するノードに入力するとともに、前記通知された不使用状態の発生時刻を前記グラフ構造の前記不使用状態開始時刻に対応するノードに入力し、
入力されたノードを起点として、前記不使用状態終了時刻を示すノードを終点として、起点から終点までのリンクを辿る前記ベイジアンネットの確率計算により、前記不使用状態終了時刻を求め、
経過時間と、その経過時間における前記利用者端末の前記省エネモードとを、対応づける省エネモード情報を前記記憶部から読み取り、前記通知された不使用状態の発生時刻から求めた前記不使用状態終了時刻までの前記不使用時間を経過時間としたときに対応づけられる前記利用者端末の前記省エネモードを特定し、
特定した前記利用者端末の前記省エネモードへ移行するように、不使用状態の発生時刻において、前記利用者端末を制御することを特徴とする
利用者端末制御方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5B011EA02
, 5B011EB06
, 5B011FF04
, 5B011KK02
, 5B011KK03
, 5B011LL06
, 5B011LL11
引用特許: