特許
J-GLOBAL ID:200903017636631944

モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-147188
公開番号(公開出願番号):特開2008-301658
出願日: 2007年06月01日
公開日(公表日): 2008年12月11日
要約:
【課題】通電不良相発生に伴う二相駆動時におけるトルクリップルの発生を効果的に抑制しつつ、高精度の異常検出を可能とするモータ制御装置を提供することにある。【解決手段】マイコンは、通電不良相の発生時、所定の回転角θA,θBを漸近線として正接曲線状に変化するd軸電流指令値Id*を演算し、当該d軸電流指令値Id*に基づく電流フィードバック制御を実行することにより、通電不良相以外の二相を通電相としてモータ制御信号の出力を続行する。そして、その二相駆動時において、各相に設定された通電可能な最大値に基づいてその相電流値を制限すべき回転角度範囲内、即ち電流制限範囲内(θ1<θ<θ2,θ3<θ<θ4)にある場合には、当該各通電相の相電流値が上記最大値で一定となるように、d軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*を演算する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
モータ制御信号を出力するモータ制御信号出力手段と、前記モータ制御信号に基づいてモータに三相の駆動電力を供給する駆動回路とを有し、前記モータ制御信号出力手段は、電流指令値としてd/q座標系のd軸電流指令値及びq軸電流指令値を演算する電流指令値演算手段と、前記d軸電流指令値及びq軸電流指令値に基づくd/q座標系の電流フィードバック制御の実行により前記モータ制御信号を生成するモータ制御信号生成手段と、前記モータの各相に生じた通電不良を検出可能な異常検出手段とを備え、前記通電不良の発生が検出された場合には、その通電不良発生相以外の二相を通電相として前記モータ制御信号の出力を実行するモータ制御装置において、 前記モータの各相電流値には、その通電可能な最大値が設定されるものであって、 前記電流指令値演算手段は、前記通電不良の発生時には、前記通電不良発生相に応じた所定の回転角を漸近線として正接曲線状に変化するd軸電流指令値を演算するとともに、前記設定された最大値に基づいて前記相電流値を制限すべき回転角度範囲内にある場合には、前記各通電相の相電流値が前記最大値で一定となるように、d軸電流指令値及びq軸電流指令値を演算すること、を特徴とするモータ制御装置。
IPC (4件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04 ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00
FI (3件):
H02P5/408 A ,  B62D5/04 ,  B62D6/00
Fターム (31件):
3D232CC28 ,  3D232CC38 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DC08 ,  3D232DC34 ,  3D232DC35 ,  3D232DD01 ,  3D232DD14 ,  3D232DE09 ,  3D232EA01 ,  3D232EB11 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  3D233CA03 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA20 ,  5H505AA30 ,  5H505BB10 ,  5H505CC04 ,  5H505DD03 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505GG04 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ03 ,  5H505LL31 ,  5H505LL54
引用特許:
出願人引用 (2件)

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