特許
J-GLOBAL ID:200903017959247019

円筒状物品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-253086
公開番号(公開出願番号):特開2007-061877
出願日: 2005年09月01日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】接合部裏面における未接合部乃至はキッシングボンド等の欠陥のない、健全な円筒状物品を、有利に製造することのできる方法を提供する。【解決手段】突き合わされるそれぞれの端部の両側において側方にそれぞれ突出した所定幅の突出部12a、12b;14a、14bを有し、且つそれぞれの端部の対応する一方の側の突出部12a、14aの突合せ面にそれぞれ開口する半円形状の凹所を有するブランク材10を、所定の板材のプレス打抜き加工により形成した後、かかるブランク材を丸めて、その両端部を突き合わせ、円筒状と為すと共に、それぞれの端部における対応する突出部を突き合わせ、その際、半円形状の凹所の突合せによって、摩擦撹拌接合の開始端となる円形の挿入孔16を形成し、そして、この得られた円筒状成形体20の突合せ部22を挿入孔16にセットしたボビンツール型回転工具にて摩擦撹拌接合する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
全体として矩形形状を呈する所定大きさの板状素材を円筒状に丸めて、その両端部を突き合わせた後、かかる突合せ部を摩擦撹拌接合することにより、一体的な円筒状物品を製造するに際して、 前記板状素材として、突き合わされるそれぞれの端部の両側において側方にそれぞれ突出した所定幅の突出部を有し、且つそれぞれの端部の対応する一方の側の突出部の突合せ面にそれぞれ開口する半円形状の凹所を有するブランク材を、所定の板材のプレス打抜き加工により形成して、準備する工程と、 かかるブランク材を丸めて、その両端部を突き合わせ、円筒状と為すと共に、それぞれの端部における対応する突出部を突き合わせ、前記一方の側の突出部に設けられた対応する半円形状の凹所の突合せによって、前記摩擦撹拌接合の開始端となる円形の挿入孔を形成する工程と、 前記ブランク材の突合せ部を挟持し得るように対向配置した一対のショルダ部材とそれら一対のショルダ部材間に同軸的に配設されたピン部材とを備えたボビンツール型回転工具を用い、かかる回転工具のピン部材を前記突出部の突合せ部位に形成された前記挿入孔内に挿通した状態においてセットせしめた後、該回転工具を回転させつつ、前記突合せ部に沿って相対的に移動させることにより、該突合せ部を摩擦撹拌接合せしめて、前記一方の側とは反対側の突出部の突合せ部位に到達させる工程とを、 含むことを特徴とする円筒状物品の製造方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (2件):
B23K20/12 368 ,  B23K20/12 330
Fターム (6件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067DA13 ,  4E067EA07 ,  4E067EB00 ,  4E067EC06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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