特許
J-GLOBAL ID:200903018013115593

車両用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017811
公開番号(公開出願番号):特開平9-211129
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 車両近傍に歩行者などが存在する場合にはレーザ光の送出を停止して安全性を確保するとともに、歩行者などが存在しない場合には前方車両の発進を適確に検出し得る車両用レーダ装置を提供する。【解決手段】 汚れ検出用送光部11および送光部13からそれぞれ低出力の第1のレーザ光と通常出力の測距用の第2のレーザ光とを交互に送出し、汚れ検出用送光部11から送出した低出力の第1のレーザ光の反射光を受光部15で受光し、この受光信号から距離演算部17で反射物体までの距離を演算し、この距離がほぼ0メートルである場合には防護ガラスの汚れと判断し、またクラス1を越える範囲である比較的近傍の場合には歩行者と判断し、これらの場合には汚れ検出用送光部11からの通常出力の測距用の第2のレーザ光の送出を停止する。
請求項(抜粋):
車両前方にレーザ光を送出し、該レーザ光の反射光を検出して、車両前方に存在する物体を検出する車両用レーダ装置であって、前側を覆っている防護ガラスに付着した付着物および車両前方の比較的近傍に存在する物体を検出すべく低い出力の第1のレーザ光を車両前方に送出する第1の送光手段と、前記防護ガラスで同様に前側を覆われていて、車両前方に存在する物体を検出すべく前記第1のレーザ光の出力よりも大きな出力の第2のレーザ光を車両前方に送出する第2の送光手段と、前記第1および第2のレーザ光を交互に車両前方に送出すべく前記第1および第2の送光手段を交互に作動させるように制御する制御手段と、前記第1および第2の送光手段から送出された第1および第2のレーザ光の反射光を受光する受光手段と、前記第1および第2のレーザ光の送出から該第1および第2の対応するレーザ光の反射光の受光までの時間に基づいて車両前方に存在する物体までの距離を演算する距離演算手段と、前記第1のレーザ光の送出およびその反射光の受光により前記距離演算手段が演算した距離に基づいて前記防護ガラスに付着物が付着しているかまたは車両前方の比較的近傍に物体が存在していることを検出する検出手段と、該検出手段が前記付着物の付着または比較的近傍の物体の存在を検出した場合、前記第2の送光手段による第2のレーザ光の送出を停止させる停止手段とを有することを特徴とする車両用レーダ装置。
IPC (5件):
G01S 17/93 ,  B60R 21/00 620 ,  B60R 21/00 ,  G01S 7/48 ,  G01S 7/481
FI (5件):
G01S 17/88 A ,  B60R 21/00 620 D ,  B60R 21/00 620 Z ,  G01S 7/48 A ,  G01S 17/02 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭59-180472
  • 光センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-252631   出願人:日本無線株式会社
  • 特開昭59-180472
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