特許
J-GLOBAL ID:200903018023073856

車両用前照灯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043804
公開番号(公開出願番号):特開平11-283405
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 第2の状態での絞り装置を用いた前照灯の第2の作動位置で、十分な最大照度でビームが形成されるようにした車両用前照灯を提供すること。【解決手段】 2つの絞り装置は、減光ビーム用の第1の位置とハイビーム用の第2の位置との間で可動である。第1の位置では、第1の絞り装置によって、反射器によって反射された光の一部分が遮蔽され、減光ビーム光束の明暗境界が形成され、第2の絞り装置によって、第1の絞り装置を通って達した光の一部分が遮蔽される。第2の位置では、両絞り装置は、反射器によって反射された光のビーム路から離されており、前照灯から到達距離の大きなハイビーム光束が放射される。
請求項(抜粋):
光源(12)、反射器(10)、レンズ(16)、第1の絞り装置(20;120)を有する、投射方式の車両用前照灯であり、前記反射器(10)により、前記光源(12)から放射された光が反射され、前記レンズ(16)は、前記反射器(10)によって反射された光のビーム路内に設けられており、前記第1の絞り装置(20;120)は、前記反射器(10)と前記レンズ(16)との間に少なくとも1つ設けられており、前記第1の絞り装置(20;120)は、前記前照灯の第1の作動位置用の少なくとも1つの第1の状態と、前記前照灯の第2の作動位置用の少なくとも第2の状態との間で可変であり、前記第1の絞り装置(20;120)によって、当該第1の絞り装置(20;120)の第1の状態では、前記反射器(10)によって反射された光の一部分が遮蔽されて、前記前照灯から放射された光束の明暗境界(84,86)が形成され、当該第1の絞り装置(20;120)の第2の状態により、前記反射器(10)によって反射された光の、当該第1の絞り装置(20;120)の第1の状態で反射された光よりも、少なくとも僅かな部分だけが遮蔽されるように構成されている前照灯において、光軸(11)の方向に、第1の絞り装置(20;120)に対してずらされた少なくとも1つの別の絞り装置(30;130)が設けられており、前記別の絞り装置(30;130)は、少なくとも1つの第1の状態と、少なくとも1つの第2の状態との間で可変であり、前記別の絞り装置(30;130)の第1の状態での、当該少なくとも1つの別の絞り装置(30;130)によって、反射器(10)によって反射されて、前記第1の絞り装置(20;120)の第1の状態での、当該第1の絞り装置(20;120)のところを通って達した光が遮蔽され、該遮蔽により、前照灯から第1の作動位置で放射された光束によって形成される最大照度値が低減されるようにされ、前記遮蔽の際、少なくとも1つの前記別の絞り装置(30;130)によって、当該別の絞り装置の第2の状態で前記反射器(10)によって反射された光の少なくとも僅かな部分だけが遮蔽されるように構成されていることを特徴とする前照灯。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 自動車の前照灯
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-005969   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 投射型自動車用ヘッドランプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-142361   出願人:株式会社小糸製作所
  • 特開平2-103801
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