特許
J-GLOBAL ID:200903018053455516

AGC回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361655
公開番号(公開出願番号):特開平11-177358
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ΔΣAD変換器の線形領域を実効的に拡大して、フェージング等により受信入力信号レベルが変動したときのビット誤り率を改善する。【解決手段】 入力IF信号をΔΣAD変換器21とバンドパスフィルタ8でディジタル出力にする。その包絡線を包絡線検波手段22により求め、減算手段10で基準値を減算し、正負判定手段23により、ΔΣAD変換器21への入力レベルを判定し、その増減に応じて減算手段10の出力に乗算するβとγを、出力切換手段24によって自動的に切り換える。乗算手段12出力と遅延手段13出力を加算手段14により加算する。正負判定手段25により積算値を正負判定した結果が正なら、出力切換手段26で加算手段14の出力を選択し、負なら0を選択して、遅延手段13とD/A変換手段16へ0以上の信号のみを入力する。ΔΣAD変換器21の出力レベルが基準値よりも大きい場合にのみAGC回路を動作させ、ΔΣAD変換器21の線形領域を拡大する。
請求項(抜粋):
入力信号から帰還信号を減算した信号を帯域制限する1段もしくは複数段の帯域制限手段と、前記帯域制限手段の出力を所定のレベルと比較する比較器と、前記比較器の出力信号を遅延させる遅延回路と、前記遅延回路の出力に基づき前記帰還信号を生成する手段とを有するΔΣAD変換器と、前記ΔΣAD変換器の出力側に接続されたディジタルフィルタの出力から包絡線を求める包絡線検波手段と、前記包絡線から所定の基準値を引いた誤差を求める減算手段と、時定数を定める係数を前記誤差に乗算して積算用誤差を出力する乗算手段と、前記積算用誤差を積算して積算値を出力する加算手段と、前記積算値をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、前記アナログ信号により前記帰還信号の大きさを制御する手段と、前記誤差の正負を判定し第1判定信号を出力する第1正負判定手段と、前記第1判定信号に基づいて前記係数を切り換える手段とを設けたことを特徴とする自動利得制御回路。
IPC (3件):
H03G 3/20 ,  H03G 3/30 ,  H03M 3/02
FI (3件):
H03G 3/20 A ,  H03G 3/30 B ,  H03M 3/02
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • デルタシグマ変調器のALC回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-279228   出願人:三洋電機株式会社
  • 特開昭63-082010
  • 特開昭60-190013
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