特許
J-GLOBAL ID:200903018062004675

曲げ加工性に優れた高強度銅合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-346766
公開番号(公開出願番号):特開2006-152392
出願日: 2004年11月30日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 700MPa以上の引張強度を有する高強度を有するとともに、良好な曲げ加工性を有し、かつ導電率も高いコルソン系銅合金板を提供することを目的とする。【解決手段】 Cu-Ni-Si系銅合金からなる銅合金圧延板を仕上げ冷間圧延するに際し、最終溶体化処理前に95%以上の加工率で仕上げ冷間圧延し、前記最終溶体化処理後に20%以下の加工率で仕上げ冷間圧延した後、時効処理を施して、この銅合金板の平均結晶粒径が10μm以下であるとともに、この銅合金板が、SEM-EBSP法による測定結果で、Cube方位{001}<100>の割合が50%以上である集合組織を有し、かつ、この銅合金板組織が300倍の光学顕微鏡による組織観察によって観察しうる層状境界を有さないこととする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Ni:2.0〜6.0質量%を含み、かつSiをNiとSiとの質量比Ni/Siが4〜5の範囲となるように含み、残部がCuおよび不可避的不純物からなるCu-Ni-Si系銅合金からなり、700MPa以上の引張強度を有する高強度銅合金板であって、この銅合金板の平均結晶粒径が10μm以下であるとともに、この銅合金板が、SEM-EBSP法による測定結果で、Cube方位{001}<100>の割合が50%以上である集合組織を有し、かつ、この銅合金板組織が300倍の光学顕微鏡による組織観察によって観察しうる層状境界を有さないことを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度銅合金板。
IPC (2件):
C22C 9/06 ,  C22F 1/08
FI (2件):
C22C9/06 ,  C22F1/08 B
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (5件)
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