特許
J-GLOBAL ID:200903018199219970

耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-030086
公開番号(公開出願番号):特開2001-219306
出願日: 2000年02月08日
公開日(公表日): 2001年08月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に0.1〜10μmの平均厚を有するTiの炭化物層、窒化物層、或は炭窒化物層の単層または複層からなる密着性下地被覆層を介して、TiとAlの複合窒化物層および複合炭窒化物層のうちの単層または複層からなる強靭性被覆層を0.5〜15μmの平均厚で物理蒸着してなる超硬合金製切削工具において、これらの表面に更に0.1〜10μm平均厚を有するTiとAlの複合炭酸化物層及び複合炭窒酸化物層のうちの1種の単層または2種の複層からなる中間被覆層を介して、酸化アルミニウムの結晶構造を保持したままで、Alの一部を0.01〜10原子%のTi、Zr、およびHfのうちの1種また2種以上で置換固溶してなる酸化アルミニウム層からなる被覆層を物理蒸着する。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、0.1〜10μmの平均層厚を有するTiの炭化物層、窒化物層、および炭窒化物層のうちの1種の単層または2種の複層からなる密着性下地被覆層を介して、TiとAlの複合窒化物層および複合炭窒化物層のうちの1種の単層または2種の複層からなる強靭性被覆層を0.5〜15μmの平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記強靭性被覆層の表面に、さらに0.1〜10μmの平均層厚を有するTiとAlの複合炭酸化物層および複合炭窒酸化物層のうちの1種の単層または2種の複層からなる密着性中間被覆層を介して、酸化アルミニウムのもつ結晶構造を保持したままで、Alの一部をAlとの合量に占める割合で0.01〜10原子%のTi、Zr、およびHfのうちの1種または2種以上で置換固溶してなる酸化アルミニウム主体層からなる耐摩耗性被覆層を0.5〜15μmの平均層厚で物理蒸着したことを特徴とする耐摩耗性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (3件):
B23B 27/14 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30
FI (3件):
B23B 27/14 A ,  C23C 14/06 K ,  C23C 16/30
Fターム (8件):
3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF09 ,  3C046FF10 ,  3C046FF11 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF25
引用特許:
審査官引用 (11件)
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