特許
J-GLOBAL ID:200903018264670340

有機物固定化構造体及びその製造方法、ペプチド及びDNA

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮崎 昭夫 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-220170
公開番号(公開出願番号):特開2005-095154
出願日: 2004年07月28日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 有機物、特には、生体物質を基材の表面に固定化する際、その有機物、特には、生体物質が有する生理的機能の発揮に適する配向で、基材の表面に安定に有機物の固定化が可能な新規な固定化手段を採用する有機物固定化構造体と、その新規な固定化手段を利用する作製方法の提供。【解決手段】 基体表面の少なくとも一部は、酸化珪素を含む一以上の部材によって構成される面とした上で、基体表面への有機物の固定化は、該有機物に連結される、少なくとも一以上のアミノ酸からなる酸化珪素に親和性を有するペプチドを含んでなる結合ドメインを介して、基体表面に対して、該結合ドメインの少なくとも一部が結合することによってなされている有機物固定化構造体とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基体の表面に有機物が固定化された構造体であって、 前記基体の表面の少なくとも一部が、酸化珪素を含む一以上の部材によって構成され、 前記有機物は、酸化珪素に対して結合能を有するアミノ酸配列からなるペプチドを少なくとも一つ含んでなる結合ドメインを介して、前記基体の表面に結合され、 前記ペプチドは、下記配列番号:1または配列番号:2 (配列番号:1)Val-Ser-Pro-Met-Arg-Ser-Ala-Thr-Thr-His-Thr-Val (配列番号:2)Ile-Pro-Met-His-Val-His-His-Lys-His-Pro-His-Val に示すアミノ酸配列からなる群より選択される少なくとも一つのアミノ酸配列、 前記アミノ酸配列において、1または数個のアミノ酸の欠失、置換若しくは付加がなされた改変アミノ酸配列、 あるいは、それらアミノ酸配列の繰り返し構造または複合体を含んでなるペプチドである ことを特徴とする、有機物が固定化された構造体。
IPC (7件):
C12N15/09 ,  C07K7/06 ,  C12M1/34 ,  C12N11/14 ,  C12Q1/25 ,  G01N33/53 ,  G01N33/543
FI (8件):
C12N15/00 A ,  C07K7/06 ,  C12M1/34 E ,  C12N11/14 ,  C12Q1/25 ,  G01N33/53 D ,  G01N33/543 525U ,  G01N33/543 525W
Fターム (29件):
4B024AA11 ,  4B024BA07 ,  4B024CA04 ,  4B024CA20 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B029AA07 ,  4B029BB16 ,  4B029CC10 ,  4B029FA12 ,  4B029FA15 ,  4B033NA37 ,  4B033NB02 ,  4B033NB24 ,  4B033NB68 ,  4B033NC04 ,  4B033NC13 ,  4B033ND05 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR20 ,  4B063QR82 ,  4B063QS33 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02 ,  4H045AA10 ,  4H045BA16 ,  4H045EA50
引用特許:
出願人引用 (6件)
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