特許
J-GLOBAL ID:200903018267646572
雑音抑圧装置及び該装置を用いた音声認識システム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182685
公開番号(公開出願番号):特開平11-154000
出願日: 1998年06月29日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 認識対象となる音声と雑音とが混在した入力信号に対しスペクトラムサブトラクション法を用いて雑音抑圧を行なう場合の歪を極力低減させる。【解決手段】 雑音抑圧装置10の引算部16において、音声区間の入力信号に基づいて算出したパワースペクトラムPSN(f)から雑音パワースペクトラムPN(f)に所定のサブトラクト係数を乗じたものを引算する。サブトラクト係数が1より大きい1.4であるため計算上マイナス値になることがあるが、パワースペクトラムは理論上マイナス値になることはあり得ないためその部分はゼロ(0)に設定している。したがって、この引算処理したままでは、引算結果であるパワースペクトラムに特有の歪が生じてしまう。したがって、逆フーリエ変換部17において自己相関係数化した後、補間処理部18において時間方向(t)の補間を実行している。
請求項(抜粋):
入力信号を所定の処理時間毎にフレーム信号として切り出すフレーム分割手段と、前記フレーム信号からスペクトラムを算出するスペクトラム算出手段と、前記入力信号に音声が含まれている音声区間と、前記音声が含まれていない雑音区間とを判定する判定手段と、該判定手段によって判定された前記雑音区間の入力信号に基づいて算出した前記スペクトラムを用いて雑音スペクトラムを推定する雑音スペクトラム推定手段と、前記音声区間の入力信号に基づいて算出した前記スペクトラムから、前記雑音スペクトラム推定手段によって推定された前記雑音スペクトラムに所定のサブトラクト係数を乗じたものを引算する引算手段と、を備える雑音抑圧装置において、前記引算手段によって引算された結果に対して、時間方向又は周波数方向の少なくともいずれか一方の補間を実行する補間手段を備えていることを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (5件):
G10L 3/02 301
, G10L 3/02
, G10L 9/00
, G10L 9/08 301
, G10L 9/14 301
FI (6件):
G10L 3/02 301 D
, G10L 3/02 301 Z
, G10L 9/00 F
, G10L 9/00 D
, G10L 9/08 301 A
, G10L 9/14 301 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
背景雑音消去装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-331770
出願人:沖電気工業株式会社
-
音声分析方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-246589
出願人:株式会社日立製作所
-
波形符号化/復号化方法及びその装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-164832
出願人:三星電子株式会社
全件表示
前のページに戻る