特許
J-GLOBAL ID:200903018281127790

高速対応信号システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-296464
公開番号(公開出願番号):特開平8-150933
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 速度照査パターンによるバックアップ機能を備えた高速対応信号システムを、既設のATS-S形回線を利用して車上に信号情報を伝達することにより、低廉に実現する。【構成】 地上保安処理部GPと車上保安処理部CPからなり、地上保安処理部GPはATS-S形の送信部1、送信回線2、接続部3、地上子4、情報送信子5、信号現示判定部6、編集部7で構成される。送信部からは信号現示判定部の判定結果により進行、注意、停止の3値情報を電流極性および無電流と対応させて送信回線に送信し、編集部では進行、注意、停止に対応した情報を情報送信子からは車上に送信するとともに、地上子に進行条件を、また停止条件を接続箱を介して地上子に伝達する。車上保安処理部CPは、情報送信子5から送信される進行、注意、停止の各情報に応じ高速から停止に至る保安制御を可能とする。
請求項(抜粋):
ATS(列車自動停止装置)-S形を設備した在来線信号システムにおいて、地上保安処理部(GP)と車上保安処理部(CP)からなり、前記地上保安処理部(GP)はATS-S形の送信部(1)、送信回線(2)、接続部(3)、地上子(4)に加えて、情報送信子(5)を地上子(4)に、信号現示判定部(6)を送信部(1)に、また編集部(7)を接続部(3)にそれぞれ併設して増設し、前記送信部(1)からは信号現示判定部(6)の判定結果により進行、注意、停止の3値情報を電流極性および無電流と対応させて送信回線(2)に送信し、前記編集部(7)は進行、注意、停止に対応した情報を情報送信子(5)から車上に送信するとともに、進行および注意信号に対しては前記地上子(4)にそれぞれ進行条件を、また停止信号に対しては停止条件を接続箱(3)を介して地上子(4)に伝達することとし、一方車上保安処理部(CP)は高速走行を行なう車上に設備され、前記情報送信子(5)から送信される進行情報、注意情報、停止情報に応じ高速から停止に至る保安制御を可能とすると共に、車上保安処理部(CP)を持たない通常車両に対しては、現行のATSによる保安を可能とすることを特徴とする高速対応信号システム。
IPC (3件):
B61L 23/14 ,  B60L 15/40 ,  B61L 3/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 自動列車停止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-135113   出願人:三菱電機株式会社

前のページに戻る