特許
J-GLOBAL ID:200903018355658238

連続鋳造設備から製造された鋳造ストランドの振動きずを有している表面をデスケ-リングする方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-370540
公開番号(公開出願番号):特開2000-202518
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 薄スラブの振動きずをデスケーリングする方法および装置を提供すること【解決手段】 鋳造ストランド1をストランド支持部10の終端部と均質炉11内への入り口或いはロールスタンド33の入側間において領域29内で鋳造ストランドの水平方向の移送方向から少なくとも二度転向させることにより転向4,5の領域において鋳造ストランド表面2,3に伸びを与えること、鋳造ストランド支持部終端に、かつ均質炉11の入口の手前或いはロールスタンド33の入側の手前において、入側の一対の矯正ローラ12と出側の一対の矯正推進ローラ13との間にデスケーリングステーション14が設けられており、ステーションが鋳造ストランドの移送方向で間隔をおいてかつ互いに反対方向に整向された二つの転向-矯正ローラ15,16を備えており、これらの転向-矯正ローラに鋳造ストランドの各々の反対側において傾斜した面に設けられている噴射ノズル6,7を有している噴射ビーム17,18が所属している
請求項(抜粋):
【請求項01】 特に、連続鋳造方法で製造された鋳造ストランド(1)の振動きず(30)を有している表面(2,3)、特に均質炉(11)と特に多数のロールスタンド(33)とを有する後続している熱間ストリップ圧延ライン(32)において減面処理される薄スラブの振動きずをデスケーリングする方法において、-鋳造ストランド(1)を、ストランド支持部(10)の終端部と均質炉(11)内への入り口或いはロールスタンド(33)内への入側間において、限られた領域(29)内で、鋳造ストランドの水平方向の移送方向から少なくとも二度転向させることにより各々の転向作用(4,5)の領域の内においてこの鋳造ストランド表面(2,3)に伸びを与えること、および-鋳造ストランド表面(2,3)に特に転向作用領域(4,5)においてハードナな水噴射流(8,9)により激しく清掃作用を行うこと、を特徴とする方法。【請求項02】 鋳造ストランド(1)を正弦形状で或いはほぼ正弦形状で転向させることことを特徴とする請求項1に記載の方法。【請求項03】 鋳造ストランド(1)の各々の転向作用(4,5)の程度を鋳造ストランド(1)の最大許容変形の度合いに追従させることを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項04】 鋳造ストランド(1)の各々の転向作用(4,5)の程度を鋳造ストランド(1)の最大許容表面張力の度合いに追従させることを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項05】 鋳造ストランド(1)の各々の転向作用(4,5)の程度を常時の温度制御の下での鋳造ストランド(1)の材料温度の度合いに追従させることを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項06】 噴射ノズル(6,7)と鋳造ストランド(1)の水噴射流(8,9)が噴射される表面(2,3)の間の距離を絶えず測定し、一定に維持することを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の方法。【請求項07】 噴射水の圧力を絶えず制御し、高い圧力水準に維持することを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の方法。【請求項08】 鋳造ストランド(1)に、それぞれ平行な面(x-x)内を経過し、ある列で設けられている多数の水噴射流(8,9)を作用させ、その際面(x-x)を鋳造ストランド(1)の移送方向を垂直方向で交差する面(y-y)に対して角度(α或いはβ)で位置するようにし、水噴射流(8,9)が鋳造ストランド(1)の表面(2,3)に対して傾斜して整向されるようにしたことを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の方法。【請求項09】 水噴射流(8,9)を噴射ビーム(17,18)のこの水噴射流を製出する噴射ノズル(6,7)により面(y-y)内で往復運動(二方向矢印35)させることを特徴とする請求項8に記載の方法。【請求項10】 鋳造ストランド(1)の組織状態の基準に従ってデスケーリングを行う冷却に相応して変化する転向力を常時測定し、この測定に従って供給すべき水の量を水の量と水の圧力との積を維持しつつ一定の調節することを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の方法。【請求項11】 連続鋳造方法で製造された鋳造ストランド(1)の振動きず(30)を有している表面(2,3)、特に均質炉(11)と特に多数のロールスタンド(33)とを有する後続している熱間ストリップ圧延ライン(32)において減面される薄スラブの振動きずをデスケーリングする装置おいて、鋳造ストランド支持部(10)の終端部に、かつ均質炉(11)への入口の手前或いはロールスタンド(33)への入側の手前において、入側の一対の矯正ローラ(12)と出側の一対の矯正推進ローラ(13)との間に、デスケーリングステーション(14)が設けられており、このデスケーリングステーションが鋳造ストランド(1)の移送方向で間隔をおいてかつ互いにに反対方向に整向された二つの転向曲げローラ(15,16)を備えており、これらの転向曲げローラに鋳造ストランド(1)の各々の反対側において傾斜した面に設けられている噴射ノズル(6,7)を有している噴射ビーム(17,18)が所属していることを特徴とする装置。【請求項12】 噴射ビーム(17,18)が距離感知器(19,20)並びに距離-調節手段(21,22)を備えていることを特徴とする請求項11に記載の装置。【請求項13】 転向曲げローラ(15,16)が制御されるサーボシリンダ(23,24)と変位計(25,26)を備えていることを特徴とする請求項11或いは12に記載の装置。【請求項14】 サーボシリンダ(23,24)が転向力を監視するためのコントロール手段を備えていることを特徴とする請求項11から13までのいずれか一つに記載の装置。【請求項15】 デスケーリングステーション(14)が保護ボックス(27)で囲繞されていることを特徴とする請求項11から14までのいずれか一つに記載の装置。
IPC (3件):
B21B 45/06 ,  B21B 45/00 ,  B21B 45/08
FI (5件):
B21B 45/06 S ,  B21B 45/06 L ,  B21B 45/06 T ,  B21B 45/00 B ,  B21B 45/08 F
引用特許:
審査官引用 (9件)
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