特許
J-GLOBAL ID:200903018433811323
セメントの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津国 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-276589
公開番号(公開出願番号):特開2009-184902
出願日: 2008年10月28日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】セメント製造工程から排出される排ガス中のダイオキシン類等の有機塩素化合物および水銀等の揮発性の高い重金属の濃度を低減できるセメント製造方法を提供する。【解決手段】セメント焼成設備のサスペンションプレヒータ上部から排出される排ガスを、原料粉砕工程でセメント原料の乾燥に使用し、原料粉砕工程から排出される排ガスを集塵機で浄化排ガスと集塵ダストとに分離した後、浄化排ガスを大気中に放出し、集塵ダストをセメント原料の一部としてサスペンションプレヒータ上部に送入するセメント製造工程において、(A)集塵ダストの一部を、セメントクリンカ製造工程の循環経路から排出する工程と、(B)工程(A)により排出した集塵ダストを、加熱装置内に導入し、還元雰囲気中で加熱処理する工程と、(C)工程(B)により加熱処理した集塵ダストを、急速冷却する工程と、(D)工程(C)により急速冷却した集塵ダストを、セメントクリンカ製造工程の循環経路に戻し、サスペンションプレヒータ上段からセメント原料として再度送入する工程とを含むことを特徴とするセメントの製造方法である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
セメント焼成設備のサスペンションプレヒータ上部から排出される排ガスを、原料粉砕工程でセメント原料の乾燥に使用し、原料粉砕工程から排出される排ガスを集塵機で浄化排ガスと集塵ダストとに分離した後、浄化排ガスを大気中に放出し、集塵ダストをセメント原料の一部としてサスペンションプレヒータ上部に送入するセメント製造工程において、
(A)集塵ダストの一部を、セメントクリンカ製造工程の循環経路から排出する工程と、
(B)工程(A)により排出した集塵ダストを、加熱装置内に導入し、還元雰囲気中で加熱処理する工程と、
(C)工程(B)により加熱処理した集塵ダストを、急速冷却する工程と、
(D)工程(C)により急速冷却した集塵ダストを、セメントクリンカ製造工程の循環経路に戻し、サスペンションプレヒータ上段からセメント原料として再度送入する工程と、
を含むことを特徴とするセメントの製造方法。
IPC (5件):
C04B 7/60
, C04B 7/44
, B01D 53/64
, B01D 53/34
, B01D 53/70
FI (5件):
C04B7/60
, C04B7/44
, B01D53/34 136A
, B01D53/34
, B01D53/34 134E
Fターム (23件):
4D002AA21
, 4D002AA29
, 4D002AC05
, 4D002BA01
, 4D002BA04
, 4D002BA13
, 4D002BA14
, 4D002CA07
, 4D002CA11
, 4D002CA13
, 4D002DA05
, 4D002DA11
, 4D002DA12
, 4D002EA07
, 4D002FA01
, 4D002FA02
, 4D002GA01
, 4D002GB03
, 4D002HA01
, 4G112KA01
, 4G112KA03
, 4G112KA05
, 4G112KA08
引用特許:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (5件)
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