特許
J-GLOBAL ID:200903018516187699

ポリプロピレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185948
公開番号(公開出願番号):特開平10-030037
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 剛性を高度に保持しながら、耐衝撃性、特に低温環境下での耐衝撃性を向上させたポリプロピレン系樹脂組成物を提供する。【解決手段】 ポリプロピレン系樹脂(A)50〜99重量%と(a)〜(d)の要件を満たすエチレン・α-オレフィン共重合体(B)50〜1重量%からなり、(e),(f)の要件を満たすポリプロピレン系樹脂組成物を用いる。(a)α-オレフィンの炭素数が4〜20、(b)密度が0.855〜0.910g/cm3、(c)α-オレフィン含量が10〜65重量%、(d)Mw/Mnが3以下、(e)(A),(B)のMFRの積が120以上、(f)固体の動的粘弾性測定で得られる損失弾性率の温度依存性曲線において、-80〜80°Cに2つのピ-クが現れ、さらにその高温側に位置する樹脂(A)に起因するピ-クが、(A)単独の場合の同ピ-クより低温に位置する。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン系樹脂(A)50〜99重量%と下記(a)〜(d)の要件を満たすエチレン・α-オレフィン共重合体(B)50〜1重量%からなり、さらに、下記(e),(f)の要件を満たすことを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物。(a)α-オレフィンの炭素数が4〜20(b)100°Cの熱水に1時間浸し、そのままの状態で室温まで放冷したものの密度が0.855〜0.910g/cm3(c)α-オレフィン含量が10〜65重量%(d)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3以下(e)230°C,2160gの荷重下で測定したポリプロピレン系樹脂(A)のMFR(MFR-A)と190°C,2160gの荷重下で測定したエチレン・α-オレフィン共重合体(B)のMFR(MFR-B)の積が120以上(f)固体の動的粘弾性測定で得られる損失弾性率(E”)の温度依存性曲線において、-80〜80°Cの温度範囲に2つのピ-クが現れ、さらにその高温側に位置するポリプロピレン系樹脂(A)に起因するピ-クのピ-ク温度が、(A)単独の場合の同ピ-クのピ-ク温度より低温に位置する。
IPC (2件):
C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/10
FI (2件):
C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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