特許
J-GLOBAL ID:200903018620570372

無軸受回転機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096972
公開番号(公開出願番号):特開平11-285289
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で製作が容易なかご型回転子を用いた誘導機等においても、特に制御が難しい低周波数領域においても、安定した浮上位置制御が行える無軸受回転機械を提供する。【解決手段】 固定子に巻回された巻線の端子電圧に誘起する逆起電圧を積分することにより、該回転子と該固定子の空隙中の磁束分布を検出し、回転子の誘導電流に起因する磁束分布の変形を補正することで、本来の磁束分布指令値となるように制御磁界を調整する制御回路とを備え、該制御回路には、逆起電圧の積分出力の周波数特性を低周波数領域まで検出できるように補正するために、該逆起電圧のアナログ積分出力を入力、補正された積分値を出力とする伝達関数G(s)=(s+2πfC)/(s+2πfC')fC :補正前の磁束分布検出可能な周波数の下限fC' :補正後の磁束分布検出可能な周波数の下限を有する演算回路43を備えた。
請求項(抜粋):
回転するm極の駆動磁界に同期してm±2であるn極の制御磁界を重畳し、回転子に回転力を与えると同時に、該回転子の変位検出手段によって検出した該回転子の変位から該n極の制御磁界を増減して該回転子を磁気浮上する無軸受回転機械において、固定子に巻回された巻線の端子電圧に誘起する逆起電圧を積分することにより、該回転子と該固定子の空隙中の磁束分布を検出し、前記回転子の誘導電流に起因する磁束分布の変形を補正することで、本来の磁束分布指令値となるように前記制御磁界を調整する制御回路とを備え、該制御回路には、前記逆起電圧の積分出力の周波数特性を低周波数領域まで検出できるように補正するために、該逆起電圧のアナログ積分出力を入力、補正された積分値を出力とする伝達関数G(s)=(s+2πfC)/(s+2πfC')fC :補正前の磁束分布検出可能な周波数の下限fC' :補正後の磁束分布検出可能な周波数の下限を有する演算回路を備えたことを特徴とした無軸受回転機械。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  F16C 32/04 ,  H02K 7/09
FI (3件):
H02P 7/63 302 D ,  F16C 32/04 A ,  H02K 7/09
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 電磁回転機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-120497   出願人:深尾正, 千葉明, 道岡力, セイコー精機株式会社, 株式会社荏原製作所, 日機装株式会社
  • ブラシレスモータ及びその回転制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-138373   出願人:日本電産株式会社

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