特許
J-GLOBAL ID:200903018733150744
転がり軸受の密封装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-026788
公開番号(公開出願番号):特開2003-227521
出願日: 2002年02月04日
公開日(公表日): 2003年08月15日
要約:
【要約】【課題】 過酷な条件下でもシール性を維持でき、十分に耐水性および耐ダスト性を維持できる転がり軸受の密封装置を提供する。【解決手段】 この密封装置2によれば、リップ部7の腰部11は、外輪3と内輪6に装着された状態においては、回転中心軸Jに対して略垂直である。したがって、外輪3が回転したときの遠心力がリップ部7の腰部11に作用しても、この腰部11を軸方向に曲げる力はほとんど生じない。また、この密封装置2によれば、外輪1と内輪6に非装着のフリー状態においては、リップ部7の腰部11は、回転中心軸Jに対して直交する基準面Sに対して、10°の傾斜角度で、軸方向内方に向かって傾いた状態である。これにより、装着時に、内輪6に対するリップ部7の緊迫力を最適値に設定でき、過酷な条件下でもシール性を維持できる。
請求項(抜粋):
外輪に固定される基部と、内輪に対して軸方向外方から軸方向内方に向けて当接させられるリップ部とを備えた密封装置であって、上記リップ部は、上記基部から径方向に延在する弾性部材からなる腰部を有し、上記外輪と内輪に非装着のフリー状態においては、上記腰部は、回転中心軸に対して直交する基準面に対して、1°を越え、かつ、30°未満の傾斜角度で、軸方向内方に向かって傾いた状態である一方、上記外輪と内輪に装着された状態においては、上記腰部は、上記回転中心軸に対して略垂直であるか、もしくは、上記基準面に対して、15°以下の傾斜角度であることを特徴とする転がり軸受の密封装置。
Fターム (3件):
3J016AA02
, 3J016BB03
, 3J016CA02
引用特許: