特許

J-GLOBAL ID：200903018769035062

携帯型電波測定装置

発明者： 寺西 学 ,  小野 博章 ,  石倉 誠 ,  新井 宏之 ,  菊井 勉
出願人/特許権者： 富士電気化学株式会社 ,  新井 宏之 ,  財団法人テレコムエンジニアリングセンター
代理人 (1件)： 松井 伸一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-247712
公開番号（公開出願番号）：特開2001-074797
出願日： 1999年09月01日
公開日（公表日）： 2001年03月23日
要約：

【要約】【課題】 簡易且つ小型な構造でもって、広周波数範囲にわたって不要放射電力の測定をすることのできる携帯型電波測定装置を提供すること【解決手段】 閉塞された金属性の筐体10の筐体の内面に吸収体11を貼り付ける。筐体内には、長手方向両側にそれぞれ回転テーブル13と受信アンテナ17を設置し、回転テーブル13の上面には送信アンテナを偏心させて取り付けている。さらに、図(b)に示すように 送信アンテナと受信アンテナの角度を異ならせ、偏波面が異なるようにし、直接波の受信を阻止している。これにより、受信アンテナは送信アンテナから出射され電磁波のうち反射波が入射されることになり、係る反射波は多重反射されて筐体内で均一に撹乱される。電界強度の確率分布を求めその中央位置をその周波数での受信レベルとする。

請求項（抜粋）：

閉塞された金属性の筐体と、その筐体の内面に取り付けられた電波吸収体と、前記筐体内に配置された送信部及び受信部とを備え、前記送信部と前記受信部の一方は、回転テーブルを有し、その回転テーブルの偏心位置にアンテナを取り付けるようにし、前記送信部と前記受信部の偏波面を異なるようにし、前記電波吸収体は、前記アンテナとのマッチングをとるものであることを特徴とする携帯型電波測定装置。

IPC (3件)：

G01R 29/08 ,  H01Q 1/12 ,  H01Q 17/00

FI (3件)：

G01R 29/08 D ,  H01Q 1/12 E ,  H01Q 17/00

Fターム (10件)：

5J020BD02 ,  5J020EA02 ,  5J020EA03 ,  5J020EA10 ,  5J047AA04 ,  5J047AA12 ,  5J047AB06 ,  5J047BF01 ,  5J047BF10 ,  5J047FD01

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 電磁波環境試験用の電波反射箱
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-201153   出願人：新井宏之, 財団法人無線設備検査検定協会, 富士電気化学株式会社
• 電磁界に対する物体の影響の測定装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-334969   出願人：日本電信電話株式会社
• 電波吸収体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-355659   出願人：ティーディーケイ株式会社