特許
J-GLOBAL ID:200903018807024088

フッ素含有排水処理装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-191955
公開番号(公開出願番号):特開平10-034166
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 アルミニウム系凝集剤使用量を減少すると共に、フッ素除去効果を改善する。【解決手段】 晶析反応槽10において、フッ化カルシウムの晶析を行う。アルミ凝集反応槽12で、フッ化カルシウムの水酸化アルミニウムフロックへの取り込みと、フッ素イオンの共沈を行う。沈殿槽14で、上澄みにフッ素イオンが除去された処理水を得る。沈殿槽14からの沈殿汚泥にアルカリを添加し、汚泥中のアルミを溶解し、これを固液分離装置18で固液分離することで液体分側にアルミを移行させ、固形分側にフッ化カルシウムを得る。そして、液体分をアルミ凝集反応槽12に供給し凝集剤として再利用する。一方、フッ化カルシウムを晶析反応槽10に返送し、フッ化カルシウムの種晶として利用する。
請求項(抜粋):
フッ素含有排水にカルシウム化合物を添加混合する晶析反応部と、カルシウム化合物添加後の反応液にアルミニウム塩を添加するアルミ凝集反応部と、アルミニウム塩添加後の反応液から汚泥を分離する水処理系固液分離部と、を有するフッ素含有排水処理装置において、上記水処理系固液分離部によって分離された汚泥をアルカリで溶解処理するアルカリ処理部と、アルカリ処理後の処理液を固液分離する汚泥処理系固液分離部と、を有し、上記汚泥処理系固液分離部により得られた液体分をアルミ凝集反応部に供給し、固形分を晶析反応部に供給することを特徴とするフッ素含有排水処理装置。
IPC (2件):
C02F 1/58 ZAB ,  C02F 11/00
FI (2件):
C02F 1/58 ZAB M ,  C02F 11/00 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭54-004874
  • 特開平1-107890
  • フッ素含有排水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-266198   出願人:富士化水工業株式会社, 川崎製鉄株式会社
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