特許
J-GLOBAL ID:200903018845162354

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-391282
公開番号(公開出願番号):特開2001-241307
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時におけるベーンによる打音の発生及び始動不良を確実に防止しつつ、その可変制御領域を拡大させることができる弁開閉時期制御装置を提供すること。【解決手段】 ベーン70が遅角用室R2の容積を最小とする最大進角位置から進角用室R1の容積を最小とする最大遅角位置への回転部材(内部ロータ20)と回転伝達部材(外部ロータ30等)の相対回転を、流体圧室R0の略中間にベーンが位置する内燃機関の始動時対応位置にて規制すると共に、遅角用室へ印加される流体圧によってその規制を解除する第1相対回転規制手段(第1ロックピン82)と、最大遅角位置から最大進角位置への回転部材と回転伝達部材の相対回転を始動時対応位置にて規制すると共に、進角用室へ印加される流体圧によってその規制を解除する第2相対回転規制手段(第2ロックピン80)を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフト又はカムシャフトの一方と共に回転する回転部材と、該回転部材に所定範囲で相対回転可能に外装され前記クランクシャフト又は前記カムシャフトの他方と共に回転する回転伝達部材と、前記回転部材に設けられたベーンと、前記回転部材と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室とを備え、前記進角用室及び前記遅角用室へ印加される流体圧によって前記回転部材と前記回転伝達部材が相対回転し、前記クランクシャフトの回転位相に対する前記カムシャフトの回転位相が変更させられることによって前記カムシャフトにより駆動される弁の開閉時期を変更する弁開閉時期制御装置において、前記回転部材と前記回転伝達部材の相対回転を、前記遅角用室の容積を最小とする最大進角位置と前記進角用室の容積を最小とする最大遅角位置との間の略中間に前記ベーンが位置する前記内燃機関の始動時対応位置から前記最大遅角位置への前記回転部材と前記回転伝達部材の相対回転を規制する第1相対回転規制手段と、前記始動時対応位置から前記最大進角位置への前記回転部材と前記回転伝達部材の相対回転を規制する第2相対回転規制手段とを設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
Fターム (12件):
3G018AA05 ,  3G018AB02 ,  3G018AB16 ,  3G018BA33 ,  3G018CA18 ,  3G018DA70 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018DA75 ,  3G018DA76 ,  3G018DA77
引用特許:
審査官引用 (2件)

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