特許
J-GLOBAL ID:200903018846524780
液体分注装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
山田 卓二
, 田中 光雄
, 和田 充夫
, 岡部 博史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-121699
公開番号(公開出願番号):特開2007-292629
出願日: 2006年04月26日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】実験用容器内に収容された有機溶媒である液体を、他の容器に対して非接触にて効率的な分注を実現することができる液体分注装置を提供する。【解決手段】圧力付加用空間が形成されるように液体が収容され、さらに収容されている液体をその下面より吐出させるための吐出用流路が形成された複数の凹部であるリザーバを有する液体保存用容器において、圧力付加用空間に対して圧力が付加されていない状態では液体を通過させることなく、加圧装置により圧力が付加されることで液体が通過されるように吐出用流路を形成する。これにより、液体保存用容器を用いて、圧力付加用空間に対する圧力付加を制御することで、その下方に配置された実験用容器の各ウェルに対する非接触の微量分注を効率的に行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のウェルが形成された実験用容器に、有機溶媒である液体を分注する液体分注装置において、
上記液体が独立して収容される凹部である複数のリザーバと、上記各々のリザーバの底部と個別に連通されて、上記収容された液体を上記リザーバの下面より吐出可能に形成された複数の吐出用流路を有し、上記各々のリザーバにおいて、上記凹部の開口部と上記液体の液面との間に圧力付加用空間が形成されるように当該液体が収容され、上記圧力付加用空間に対して圧力が付加されない状態では、上記吐出用流路への上記液体の通過を停止させながら当該液体を保存する液体保存用容器と、
上記液体保存用容器の上記各々のリザーバの上記圧力付加用空間に対して、当該液体に接触することなく圧力を付加することで、上記吐出用流路に上記液体を通過させて上記リザーバより吐出させる加圧装置と、
上記加圧装置により上記圧力付加用空間に対して圧力付加を可能に、かつ、上記吐出用流路より吐出される上記液体を上記実験用容器の上記ウェル内へ分注可能に、上記実験用容器の上方において上記液体保存用容器を保持する保存用容器保持部とを備えることを特徴とする液体分注装置。
IPC (3件):
G01N 35/10
, G01N 37/00
, G01N 1/00
FI (4件):
G01N35/06 A
, G01N37/00 103
, G01N35/06 C
, G01N1/00 101K
Fターム (22件):
2G052AA00
, 2G052AD26
, 2G052AD46
, 2G052CA03
, 2G052CA11
, 2G052DA06
, 2G052HC02
, 2G052HC08
, 2G052HC25
, 2G052JA03
, 2G052JA04
, 2G052JA07
, 2G052JA08
, 2G058AA01
, 2G058CC02
, 2G058CD12
, 2G058CE02
, 2G058EA14
, 2G058EB01
, 2G058EB08
, 2G058GD06
, 2G058GE01
引用特許: