特許
J-GLOBAL ID:200903018874094589

偏光感受型光コヒーレンストモグラフィー装置、該装置の信号処理方法、及び該装置における表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光田 敦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-120043
公開番号(公開出願番号):特開2008-272256
出願日: 2007年04月27日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
【課題】眼底視神経繊維厚計測において、浮腫の存在や、部位の違いにより生じる視神経繊維厚が計測上のばらつきを解決し、視神経繊維のひ薄化に伴い増大する厚さの計測誤差を小さくする眼科診断に好適な偏光感受型光コヒーレンストモグラフィー装置を実現する。【解決手段】光源2からの光を偏光子3で直線偏光し、この偏光をEO変調器4によって、Bスキャンと同期して連続的に変調し、この連続変調ビームをガルバノ鏡16で複屈折性を有する試料17(被検体)のBスキャンを行い、参照光と試料アーム7からの物体光の重畳したビームを分光器8の回折格子19で分光し、そのスペクトル干渉成分のうち、垂直偏光成分と水平偏光成分を2つのラインCCDカメラ22、23で同時に検出し、試料17の偏光特性を表すジョーンズベクトルを得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光源、偏光子、EO変調器、カプラー、参照アーム、試料アーム及び分光器を備えており、複屈折性を有する試料の構造を観測する偏光感受型光コヒーレンストモグラフィー装置であって、 前記偏光子は、前記光源からのビームを直線偏光し、 前記EO変調器は、前記直線偏光されたビームの偏光状態を試料の深さ方向に直交する一方向のスキャンと同時に連続的に変調し、 前記試料アームは、前記連続的に変調したビームをガルバノ鏡で前記試料の前記一方向のスキャンを行い、 前記分光器は、回折格子と2つ光検出器を備えており、 前記回折格子は、前記参照アームからの参照光と前記試料アームからの物体光が重畳された干渉光を分光し、 前記2つの光検出器は、前記回折格子で分光されたスペクトル干渉成分のうち、垂直偏光成分と水平偏光成分をそれぞれ同時に測定することを特徴とする偏光感受型光コヒーレンストモグラフィー装置。
IPC (3件):
A61B 3/12 ,  G01N 21/17 ,  A61B 3/10
FI (3件):
A61B3/12 E ,  G01N21/17 620 ,  A61B3/10 R
Fターム (17件):
2G059AA06 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059EE02 ,  2G059EE09 ,  2G059FF02 ,  2G059GG06 ,  2G059JJ05 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ13 ,  2G059JJ15 ,  2G059JJ17 ,  2G059JJ19 ,  2G059KK03 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01 ,  2G059PP04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る