特許
J-GLOBAL ID:200903018898505814

良好な表面性能を有するガラスファイバー充填熱可塑性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-518197
公開番号(公開出願番号):特表2005-532435
出願日: 2003年06月30日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
良好な表面特性を有する物品の製造に好適なガラス繊維強化熱可塑性成形組成物を開示する。この組成物は、樹脂ブレンド及び充填剤成分を含有する。樹脂ブレンドは、(i)グラフトアクリレートゴムを20〜50重量%(%は、(i)〜(iv)の合計量に対する。以下同様)、(ii)スチレン、(メタ)アクリレート及び無水マレイン酸に由来する構造単位を有する第一共重合体を2〜10重量%、(iii)ポリアミドを20〜80重量%、及び(iv)スチレン及び(メタ)アクリレートに由来する構造単位を有する第二共重合体を0〜40重量%含有する。本発明組成物の充填剤成分は、ミルドグラスファイバー1〜29%(%は、成形組成物の重量に対する。以下同様)とチョップトグラスファイバー1〜29%とを組合せて含有する。本発明の組成物は、任意にウォラストナイトも正量含有する。この組成物で作った成形品は、良好な機械的強度及び優れた表面特性を特徴とする。
請求項(抜粋):
樹脂ブレンド及び充填剤成分を含有する熱可塑性成形組成物であって、樹脂ブレンドが、 (i)グラフトアクリレートゴムを20〜50%(%は、組成物の重量に対する。以下同じ)、 (ii)スチレン、(メタ)アクリロニトリル及び無水マレイン酸に由来する構造単位を有する重量平均分子量60,000〜180,000g/モルの第一共重合体を2〜10%、 (iii)ポリアミドを20〜80重量%、 (iv)構造中にスチレン及び(メタ)アクリロニトリルだけに由来する単位を有する重量平均分子量70,000〜200,000g/モルの第二共重合体を0〜40重量%、 含有し、充填剤成分が、 (a)平均長さが約1/64”〜1/16”のミルドグラスファイバーを1〜29%、及び (b)チョップトグラスファイバーを1〜29%、 含有する該組成物。
IPC (4件):
C08L77/00 ,  C08K7/14 ,  C08L25/08 ,  C08L51/00
FI (4件):
C08L77/00 ,  C08K7/14 ,  C08L25/08 ,  C08L51/00
Fターム (8件):
4J002BC063 ,  4J002BC064 ,  4J002BH013 ,  4J002BN12X ,  4J002CL01W ,  4J002CL03W ,  4J002DL006 ,  4J002FA046
引用特許:
出願人引用 (18件)
  • USP 3,944,631
  • USP 2,130,523
  • USP 2,130,948
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審査官引用 (10件)
  • 特開平3-045640
  • 特開平1-313557
  • 特開平4-120167
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • プラスチック大辞典, 19941020, 第519頁
  • プラスチック大辞典, 19941020, 第519頁

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